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J-GLOBAL ID:201902251345245267   整理番号:19A1818551

グリピカン-3を標的とする次世代癌免疫療法【JST・京大機械翻訳】

Next-Generation Cancer Immunotherapy Targeting Glypican-3
著者 (6件):
資料名:
巻:ページ: 248  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7089A  ISSN: 2234-943X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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580アミノ酸から成る65kD蛋白質,グリピカン-3(GPC3)は,グリコシルホスファチジルイノシトールにより細胞膜に結合したヘパラン硫酸プロテオグリカンである。この蛋白質は健康な胎児の肝臓と腎臓で発現するが,胎盤を除いて成人ではほとんど発現しない。対照的に,GPC3は,特に肝細胞癌(HCC),卵巣明細胞癌,メラノーマ,肺の扁平上皮癌,肝芽腫,腎芽細胞腫(Wilms腫瘍),卵黄嚢腫瘍,およびいくつかの小児癌において特異的に発現する。GPC3の正確な機能は不明であるが,HCCの悪性形質転換に関連することが強く示唆されている。癌免疫療法の有望な標的としてGPC3を同定し,臨床試験を通してそれを標的とする癌免疫治療薬の開発に取り組んでいる。いくつかの試みにおいて,ヒト白血球抗原A24およびA2制限GPC3由来ペプチドを用いて開発したGPC3ペプチドワクチンは,ほとんどのワクチン接種患者においてGPC3特異的細胞傷害性T細胞を誘導し,それらの予後を改善することを明らかにした。GPC3を標的とする癌免疫療法の臨床的有効性をさらに改善するために,抗原特異的T細胞受容体またはキメラ抗原受容体を発現するために設計されたT細胞を用いた次世代治療戦略も開発されている。加えて,著者らは血清完全長GPC3蛋白質のレベルをモニターすることに成功した。それは血液においていくらか分泌される。腫瘍再発と治療効果を予測するためのバイオマーカーとしてのGPC3の有用性は,現在考慮されている。本レビュー論文では,著者らのチームによって実施された臨床試験の結果を要約し,癌特異的共有抗原,GPC3を標的とする新規薬剤を記述する。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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腫ようの免疫療法  ,  腫ようの薬物療法  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
引用文献 (66件):
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