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J-GLOBAL ID:201902251370019320   整理番号:19A2367233

SOMO-HOMO変換非AuFBAU電子構造から誘導したNIR発光と酸誘起分子内Electron移動【JST・京大機械翻訳】

NIR Emission and Acid-Induced Intramolecular Electron Transfer Derived from a SOMO-HOMO Converted Non-Aufbau Electronic Structure
著者 (8件):
資料名:
巻: 123  号:ページ: 4417-4423  発行年: 2019年 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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いくつかの有機ラジカルはAufbau原理を破り,単一占有分子軌道(SOMO)のエネルギー準位が最高被占分子軌道(HOMO)のそれよりも形式的に低いユニークな電子構造を持つ。トリフェニルアミン(電子ドナー)の新しいドナー-アクセプタハイブリッド,および安定なポリ塩化ジフェニル-(4-ピリジル)-メチルラジカル(電子受容体)をもつ,SOMO-HOMO変換電子構造,TPA-R,により,新規な有機ラジカルを合成した。TPA-Rは,極性分子内電荷移動励起状態からシクロヘキサン中の近赤外領域(λ_max=910nm)で蛍光を示した。サイクリックボルタンメトリー,吸収分光法および密度汎関数理論計算により,TPA-Rの電子構造におけるSOMOおよびHOMO準位の反転を明らかにした。TPA-Rへのトリフルオロメタンスルホン酸の添加は2段階の変化を引き起こした。プロトン化は最初にジフェニルピリジルメチルラジカル部分で起こり,TPA-[RH]+を形成した。このプロトン化はフロンティア軌道に大きな変調を誘起したが,SOMO-HOMO変換電子構造は保存された。酸のさらなる添加はトリフェニルアミン部分からプロトン化ラジカル部分への前例のない分子内電子移動を引き起こし,[TPA]+-RHを生成した。溶液の酸性度を変化させることにより,tPA-[RH]+と[TPA]+-RHを切り替えることができた。これらの結果は,SOMO-HOMO変換非Aufbau電子構造における単一外部刺激により刺激された多段階スイッチング挙動の最初の例を構成し,独特の分子フォトニック及び電子機能を実現するための大きな可能性を実証した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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