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J-GLOBAL ID:201902251952919612   整理番号:19A2227766

RALGAPのダウンレギュレーションによるRal GTPアーゼ活性化は口腔扁平上皮癌進行を増強する【JST・京大機械翻訳】

Ral GTPase Activation by Downregulation of RalGAP Enhances Oral Squamous Cell Carcinoma Progression
著者 (19件):
資料名:
巻: 98  号:ページ: 1011-1019  発行年: 2019年 
JST資料番号: H0772A  ISSN: 0022-0345  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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RalAとRalBから成るRAL小GTPアーゼはRasファミリーのメンバーである。それらの活性はRalGEFによりアップレギュレートされる。いくつかのRalGEFはRasの下流エフェクターであるので,Ralは発癌性変異体Rasにより活性化される。RALは触媒α1またはα2サブユニットとその共通パートナーβサブユニットから成るRalGAP複合体により負に調節され,in vitroでRalBと同様にRalAの活性を調節する。RALは膵臓および肺癌の形成および進行において重要な役割を果たす。しかしながら,口腔扁平上皮癌(OSCC)におけるRalの関与は不明である。本研究では,Ralに焦点を当ててOSCCを調査した。高いRal活性化を有するOSCC細胞株は,より高い運動性を示した。RalGAPβのノックダウンは,RalAの活性化レベルを増加させ,in vitroでHSC-2 OSCC細胞の移動と浸潤を促進することを示した。対照的に,TSU OSCC細胞における野生型RalGAPα2の過剰発現は,RalAの活性化レベルを減衰させ,細胞移動と浸潤を阻害した。OSCC患者からのサンプルのリアルタイム定量的ポリメラーゼ連鎖反応分析は,RalGAPα2が正常上皮と比較して口腔癌組織で下方制御されることを示した。OSCCを有する患者の間で,RalGAPα2のより低い発現を有する患者は,より悪い全体的生存率を示した。OSCC細胞系におけるRalGAPα2遺伝子のDNAメチル化とヒストン修飾の比較は,DNAメチル化,ヒストンH4ac,およびH3K27me2の間のクロストークがRalGAPα2のダウンレギュレーションに関与していることを示唆した。したがって,潜在的後成的機構を介したRalGAP発現のダウンレギュレーションによるRal GTPアーゼの活性化は,OSCC進行を増強する可能性がある。Copyright International & American Associations for Dental Research 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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細胞生理一般 

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