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J-GLOBAL ID:201902253111951363   整理番号:19A1166486

ローズマリー(Rosmarinus officinalis L.)およびタイム(Thymus vulgaris L.)植物における塩分耐性機構としてのNaに対するKの選択的吸収および輸送

Selective absorption and transport of K over Na as a salinity tolerance mechanism in rosemary (Rosmarinus officinalis L.) and thyme (Thymus vulgaris L.) plants
著者 (7件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 1-8  発行年: 2019年04月30日 
JST資料番号: Y0118A  ISSN: 0918-5623  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ローズマリーおよびタイムの塩分耐性機構を,根によるNaに対するKの選択的吸収(SAK.Na),並びに根から茎[STK.Na(roots/stems)]および茎から葉身[STX(X=K.Na(stems/leaf blades)へのNaに対するKの選択的輸送に関して比較した。植物を非塩類(対照)あるいは塩類(ECe=3あるいは6dS m-1)土壌で栽培した。ローズマリーおよびタイムにおいて,全植物乾物量はECe6処理後にのみ減少した。ローズマリーにおいて,SAK.Naは両方の塩分処理後に増加したが,ECe3処理でより多かった。STK.Na(roots/stems)はECe3によって影響を受けなかったが,ECe6に応答して減少し,STXは塩分ストレスによって変化しなかった。ローズマリーにおいて,高塩分条件下での根によるNaに対するKの選択的吸収の抑制は,根から茎への選択的輸送を阻害し,最終的に乾物量を減少させる可能性がある。タイムにおいて,SAK.Naは,ECe3およびECe6処置に応答して増加した。STK.Na(roots/stems)はECe3処理でのみ増加し,STXはECe6処理でのみ減少したが,有意ではなかった。タイムにおいて,根によるNaに対するKの選択的吸収の増加は,対照レベルで根から茎への選択的輸送を安定化する可能性があり,茎から葉身への選択的輸送の減少は,イオン不均衡による乾物量の減少に寄与する可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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植物生理学一般 
引用文献 (18件):
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