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J-GLOBAL ID：201902254684445719   整理番号：19A1815009

音声作業中の自律神経系活動【JST・京大機械翻訳】

Autonomic Nervous System Activity During a Speech Task

著者 (2件)： Dodo Naomi (Department of Clinical Psychology, School of Psychological Science, Health Sciences University of Hokkaido, Tobetsu, Japan) ,  Hashimoto Ryusaku (Department of Communication Disorders, School of Rehabilitation Sciences, Health Sciences, University of Hokkaido, Tobetsu, Japan)
資料名： Frontiers in Neuroscience (Web)  (Frontiers in Neuroscience (Web))
巻： 13  ページ： 406  発行年： 2019年 
JST資料番号： U7087A  ISSN： 1662-453X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 以前の研究は,異なるコーピング型(能動的または受動的)がストレス誘発課題に依存して必要であることを報告している。本研究の目的は,Lorenzプロット分析を用いることにより,能動的コーピングを必要とする音声タスク中の自律神経応答を調べることであった。31名の大学生が本研究に参加した(M=21.03歳,SD=2.27)。本研究は3つの相を含んだ。(1)休止期,(2)サイレント読み取り期,(3)読み取り期。自律神経系反応を各相で記録した。著者らは,参加者が,サイレント読み取り期と読出し期の後に,彼らの主観的状態(覚醒,価,気分)を評価することを求めた。交感神経反応に対する心臓交感神経指数(CSI)は,無症候性読み取り期におけるよりも読み取り期において有意に高いことを観察した。対照的に,副交感神経反応に対する心臓迷走神経指数(CVI)は,安静期におけるよりも読み取り期において有意に高かった。心臓交感神経とCVIsの両方において,安静期とサイレント読み取り期の間に有意差はなかった。著者らはまた,覚醒の程度が無症候性の読み取り期の後より読み出している相の後に有意に高いことを観察した。著者らの知見は,無症候性読み取り時の心理的負荷が交感神経系の活性化に有効でないことを示している。交感神経反応は読み取り期に活性化された。また,読み取り期における副交感神経反応は静止期と比較して活性化された。安静時や無声時において,参加者が呼吸を必要とすることにより副交感神経系を適切に活性化することが必要である。CVIの増加は,呼気中の副交感神経系の活性化から生じる可能性がある。音声タスクは,能動的な対処を行うために参加者を必要としたが,呼気中の交感神経系と副交感神経系の両方を活性化するように設計された。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 安静 ,  交感神経系 ,  覚醒 ,  迷走神経 ,  自律神経系 ,  呼気 ,  *副交感神経 ,  大学生 ,  心臓 ,  心臓交感神経 ,  ストレスコーピング
準シソーラス用語： 心理的負荷 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 自律神経系応答 ,  音声 ,  アクティブコーピング ,  心臓交感神経指数 ,  心臓迷走神経指数 ,  ストレス

分類 (2件)： 神経の基礎医学  (GN01020W) ,  生物学的機能  (EB03040U)

引用文献 (13件)：

• Allen J. J. B., Chambers A. S., Towers D. N. (2007). The many metrics of cardiac chronotropy: a pragmatic primer and a brief comparison of metrics. Biol. Psychol. 74 243-262. doi: 10.1016/j.biopsycho.2006.08.005
• Beda A., Jandre F. C., Phillips D. I., Giannella-Neto A., Simpson D. M. (2007). Heart-rate and blood-pressure variability during psychophysiological tasks involving speech: influence of respiration. Psychophysiology 44 767-778. doi: 10.1111/j.1469-8986.2007.00542.x
• Bernardi L., Porta C., Gabutti A., Spicuzza L., Sleight P. (2001). Modulatory effects of respiration. Auton. Neurosci. 90 47-56. doi: 10.1016/S1566-0702(01)00267-3
• Billeci L., Tonacci A., Narzisi A., Manigrasso Z., Varanini M., Fulceri F., et al (2018). Heart rate variability during a joint attention task in toddlers with autism spectrum disorders. Front. Psychol. 9:4679. doi: 10.3389/fphys.2018.00467
• Dodo N., Hashimoto R. (2015). The effect of anxiety sensitivity on the autonomic nervous reaction during the cold pressor test: a pilot study. Int. J. Psychol. Behav. Sci. 5 179-183. doi: 10.5923/j.ijpbs.20150505.01

タイトルに関連する用語 (3件)： 音声 ,  自律神経系 ,  活動