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J-GLOBAL ID:201902254819591199   整理番号:19A2291513

湿式酸化を適用した低品位炭からの冶金級コークスの生産

Production of Metallurgical Coke from Low Rank Coal Utilizing Wet Oxidation
著者 (4件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 1386-1389(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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すべての必要な石炭資源を輸入している日本の製鉄産業は,高品位コークス用石炭埋蔵量の近年の急速な減少と価格高騰のために有用な石炭資源の増大の必要性に直面している。褐炭や亜瀝青炭のような低品位炭は,それらが豊富で費用効果的であるためコークス用石炭の有望な代替である。しかしながら,低品位炭は一般的に通常のコークス炉を用いる高い機械的強度を有するコークスを生産するために必要な熱可塑性を持たない。本研究においては,低品位炭をコークス製造に適した熱可塑性石炭へ転換するために過酸化水素のような水性酸化剤による酸化分解反応によって低品位炭を前処理することを提案した。オーストラリア褐炭を過酸化水素水溶液によって,室温での4,8および24hあるいは60°Cでの0.5,1および2hのいずれかで処理した。そして,処理した石炭を室温でペレット化しコークスを得るために900°Cで炭化した。結果としてのコークスの強度は60°Cでの酸化時間の増加と共に増大し,商用コークスの水準に達し,この処理が石炭に熱可塑性を与えたことを示すことを見出した。このように,湿式酸化は低品位炭からコークスを生産するための前処理として効果的であることを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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石炭の物理的・化学的処理 
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