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J-GLOBAL ID:201902256351047849   整理番号:19A0789896

HAM/TSPの異なるリスクを与える異なるHTLV-1サブグループのウイルストランス活性化因子により誘導される異なる遺伝子発現署名【JST・京大機械翻訳】

Distinct gene expression signatures induced by viral transactivators of different HTLV-1 subgroups that confer a different risk of HAM/TSP
著者 (14件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 72  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7344A  ISSN: 1742-4690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)感染者の中で,HTLV-1税サブグループ(サブグループAまたはサブグループB)と日本人集団におけるHAM/TSPのリスクとの間に関連がある。ウイルス病原性におけるHTLV-1サブグループの役割を調べるために,マイクロアレイ分析,レポーター遺伝子アッセイ,およびウイルス-宿主蛋白質-蛋白質相互作用の評価を用いて,サブグループ特異的ウイルス転写調節因子TaxおよびHBZの機能的差異を研究した。(1)誘導プロモーターの制御下でTaxまたはHBZ蛋白質の各サブグループを発現するJurkat Tet-OnヒトT細胞の転写変化は異なる標的遺伝子プロファイルを明らかにした;(2)HBZにより誘導された差次的に調節された遺伝子の数は,Taxにより誘導されたそれより2~3倍高かった;(3)TaxとHBZは異なるクラスの非コードRNA(ncRNA)の発現を誘導した;(4)HAM/TSPの予後バイオマーカーとして提案されているケモカインCXCL10は,HAM/TSP患者から得られた非操作(ex vivo)PBMCと同様に,サブグループB Tax(Tax-B)よりもサブグループA Tax(Tax-A)によりより効率的に誘導された。(5)レポーター遺伝子分析は,HTLV-1陰性ヒトT細胞系における一過性Tax発現がNF-κB経路を通してCXCL10遺伝子プロモーターを活性化するが,CXCL10プロモーターを活性化するTaxの各サブグループの能力に差はないことを示した。しかしながら,(6)クロマチン免疫沈降アッセイは,Tax-Aを含む三成分複合体が,Tax-Bを含むものより,2つのNF-κB結合部位を含むCXCL10のプロモーター領域により効率的に動員されることを示した。著者らの結果は,異なるHTLV-1サブグループが宿主遺伝子発現の異なるパターンによって特徴付けられることを示す。サブグループ特異的TaxまたはHBZによる病原関連遺伝子の差次的発現は,HAM/TSPの開始と関連している可能性がある。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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ウイルスの生化学  ,  抗ウイルス薬の基礎研究 
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