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J-GLOBAL ID：201902256534177157   整理番号：19A2843860

Ti-6Al-4V合金板の温間プレス成形法の開発と肉厚制御

Development of Warm Press Forming Method of Ti-6Al-4V Alloy Sheets and Control of Drawn Cup Thickness

著者 (3件)： 奥出裕亮 (東京都立産業技術研究センター) ,  岩岡拓 (東京都立産業技術研究センター) ,  中村勲 (東京都立産業技術研究センター)
資料名： 塑性と加工  (Journal of the Japan Society for Technology of Plasticity)
巻： 60  号： 705  ページ： 295-300(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： G0076A  ISSN： 0038-1586  CODEN： SOKAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 一般的に,Ti-6Al-4V合金板は,600°Cと900°Cの間の温度範囲でインクリメンタルプレス成形によって形成される。この温度範囲では,Ti-6Al-4V合金の延性が向上する。室温と600°Cの間の温度ではTi-6Al-4V合金は低延性のため,破断がプレス成形中に容易に発生する。そこで,300°CでのTi-6Al-4V合金板のプレス成形法を開発した。この方法では,パンチモーションとしわ抑え力を別々に適用して最大パンチ荷重に達するまでパンチ半径方向での破壊を防止するもので,フランジの端部での破壊を防ぐために最大パンチ荷重から仕上げ成形までの深絞り工程を実証した。さらに,ここで開発した方法を適用することによって,プレス成形の場合と比較して,パンチ肩部における肉厚の減少を防ぐことができた。その結果,300°CにおけるTi-6Al-4V合金板の温間プレス成形を,本開発の方法の適用による形成カップの破壊や肉厚の局所的な減少なしに達成した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 板金加工 ,  成形 ,  *Ti-6Al-4V合金 ,  特殊成形 ,  *深絞り加工 ,  *厚み制御 ,  延性 ,  温間成形 ,  *インクリメンタルフォーミング ,  プレス成形 ,  機械的性質
準シソーラス用語： 肉厚制御

著者キーワード (5件)： 板金加工 ,  温間成形 ,  Ti-6Al-4V合金 ,  逐次プレス成形 ,  深絞りプロセス

分類 (1件)： 特殊成形  (WC04040W)

引用文献 (18件)：

• 1) Beal, D. J., Boyer, R. & Sanders, D.:ASM Handbook, <b>14B</b>, Metalworking:Sheet Forming, (2006), 656-669.
• 2) Maeno, T., Mori, K. & Hamedon, Z.:Proc. Manuf., 14th International Conference on Metal Forming, (2012), 287-290.
• 3) Maeno, T., Mori, K., Yamashita, Y., Nakayama, M. & Hamedon, Z.:Proc. 2011 Jpn. Spring Conf. Technol. Plast., (2011), 345-346.
• 4) Maeno, T., Mori, K. & Yamashita, Y.:Proc. 2012 Jpn. Spring Conf. Technol. Plast., (2012), 67-68.
• 5) Yamazaki, K., Yamaguchi, T., Murayama, Y., Mori, K. & Maeno, T.:J. Jpn. Soc. Technol. Plast., <b>55</b>-647 (2014), 1097-1101.

タイトルに関連する用語 (3件)： プレス成形法 ,  開発 ,  肉厚