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J-GLOBAL ID：201902256543745847   整理番号：19A0600102

橋桁表面に到達する海水飛沫粒子の到達量および粒径分布の現地観測とその数値解析

著者 (4件)： 中村文則 (長岡技科大 工) ,  井野裕輝 (長岡技科大 大学院工学研究科) ,  大原涼平 (長岡技科大 大学院工学研究科) ,  下村匠 (長岡技科大 工)
資料名： コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集(CD-ROM)  (Proceedings of the Concrete Structure Scenarios, JSMS (CD-ROM))
巻： 18  ページ： ROMBUNNO.56  発行年： 2018年10月25日 
JST資料番号： L6941B  ISSN： 2434-7396  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,海岸近傍に位置する実橋梁を対象に橋桁表面に到達する海水飛沫粒子の粒径分布とその量について現地観測を実施した。さらに,大気中の海水飛沫粒子の輸送から橋桁表面の到達過程の数値解析を実施し,橋桁表面への海水飛沫粒子の到達過程について検討を行った。その結果,感水試験紙と画像解析を組み合わせた方法を用いることで,構造物表面に到達する海水飛沫量とその粒径分布を測定できることが明らかになった。さらに,橋桁に到達する海水飛沫粒子の量が各部位で異なること,海岸近傍の比較大きい粒径の飛沫粒子は,衝突現象で壁面に到達している可能性が高いことが示された。(著者抄録)

シソーラス用語： *コンクリート橋 ,  橋桁 ,  海岸 ,  *海水 ,  *飛沫 ,  粒度分布 ,  その場観察 ,  輸送現象 ,  新潟県 ,  塩害
準シソーラス用語： 粒子輸送

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (3件)：

• 中村文則,大原涼平,井野裕輝,山口貴幸,下村 匠:構造物周辺の地形・風況・飛来塩分の詳細調査とその予測技術の基礎的研究,コンクリート構造物の補修・補強・アップグレード論文報告集,第17巻,pp.615-620,2017.10
• 富山 潤,羽渕貴士,宮里心一,中林靖:コンクリート橋梁上部工に付着する塩分量分布に関する数値実験,コンクリート工学年次論文集, Vol.37,No.1,pp.769-774,2015.7
• 角川 修,深山大介,荒木琢也:感水紙を用いた茶園における農薬散布時のドリフトの評価, 茶業研究報告,No.106,pp.21.38,2008

タイトルに関連する用語 (6件)： 橋桁 ,  海水 ,  飛沫 ,  粒径分布 ,  現地観測 ,  数値解析