抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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レーザーの光圧によって微粒子を捕捉・操作する技術は光ピンセットとして,生体分子間の力測定などを通しバイオ分野で成功を収めた。近年は量子ドットや単一分子などのナノスケールの物質を対象にした光圧技術の開発が進みつつある。そのような中で,ナノ物質に対する光圧を有意に発生させるためにレーザーを電子励起に共鳴させる手法が研究されているが,そこでは従来の光ピンセットでは考慮されていなかった非線形光学効果が有意に現れる。本稿では,非線形効果の積極的な利用が光圧操作に新たな自由度を与える可能生について紹介する。(著者抄録)