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J-GLOBAL ID:201902257461290297   整理番号:19A0781268

インターロイキン10は重症急性膵炎ラットモデルにおける血液脳関門の障害を減弱する【JST・京大機械翻訳】

Interleukin-10 attenuates impairment of the blood-brain barrier in a severe acute pancreatitis rat model
著者 (6件):
資料名:
巻: 15  号:ページ:発行年: 2018年 
JST資料番号: U7326A  ISSN: 1476-9255  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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重症急性膵炎(SAP)における血液脳関門(BBB)の障害は,致命的な膵臓脳症をもたらす可能性がある。インターロイキン-10(IL-10)は,その強い免疫調節および抗炎症能に対し良く知られている,古典的なサイトカインである。しかし,IL-10がSAPにおいてBBBを保護するかどうかはまだ不明である。本研究は,SAPラットモデルを用いたin vivo実験および脳微小血管内皮細胞(BMECs)の単層から成るin vitroBBBモデルを用いたin vitro実験を含む。本研究グループは,対照,SAP(in vivo)/TNF-α(in vitro),IL-10処理,IL-10+信号変換器および転写3(STAT3)阻害剤S3I-201治療群の活性化因子に分けられる。SAPラットモデルにおけるEvanの青色分析による膵臓病理学的スコア,血清アミラーゼ,血清TNF-αレベルおよびBBB透過性を評価した。SAPラットにおけるBMECアポトーシスまたはin vitroにおけるTNF-αにより誘導されたBMECアポトーシスは,末端デオキシヌクレオチジルトランスフェラーゼ仲介ニック末端標識(TUNEL)およびフローサイトメトリーにより検出された。STAT3シグナル伝達経路に関与するクラウディン-5と蛋白質の発現レベルを,ウエスタンブロット法によって測定した。BMECs上のクラウジン-5の結合構造の位置と変化を免疫組織化学と免疫蛍光法によって評価した。in vivoにおいて,IL-10は炎症の重症度を軽減し,STAT3経路を介してBMECアポトーシスを減少させることによりSAPラットモデルにおけるBBB透過性の増加を減弱させ,BMECsにおけるクラウディン-5発現のダウンレギュレーションを改善した。in vitroでは,IL-10は,STAT3経路を介してBMECアポトーシスを減弱させることにより,TNF-αに対するBBB完全性を改善し,BMECsにおけるタイトジャンクション構造の障害およびクラウディン-5発現のダウンレギュレーションを改善した。IL-10は,クラウジン-5発現のダウンレギュレーションとタイトジャンクションの障害,およびBMECsに対するSTAT3経路仲介の抗アポトーシス効果により,SAPにおけるBBB特性を改善する。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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その他の中枢神経系作用薬の基礎研究  ,  神経の基礎医学  ,  生物学的機能  ,  生体防御と免疫系一般  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
引用文献 (41件):
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