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J-GLOBAL ID：201902258507249048   整理番号：19A2109767

金表面からの核融合反応により生成されたフランシウムイオンの抽出時間

Extraction Time of Francium Ion Produced via a Nuclear Fusion Reaction from a Gold Surface

著者 (11件)： KAWAMURA H. (Tohoku Univ.) ,  ITO S. (Tohoku Univ.) ,  DAMMALAPATI U. (Tohoku Univ.) ,  HARADA K. (Tohoku Univ.) ,  INOUE T. (Tohoku Univ.) ,  ITOH M. (Tohoku Univ.) ,  SAKAMOTO K. (Tohoku Univ.) ,  TANAKA K. S. (Tohoku Univ.) ,  UCHIYAMA A. (Tohoku Univ.) ,  YOSHIOKA R. (Tohoku Univ.) ,  SAKEMI Y. (Univ. Tokyo)
資料名： CYRIC Annual Report (Web)  (CYRIC Annual Report (Web))
巻： 2016-2017  ページ： 15-18 (WEB ONLY)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U1695A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ・金表面からの核融合反応によって生成されるフランシウムイオンの抽出時間物理学の基本的な対称性のテストに向けて,実験的研究が進行中。
・フランシウム(Fr)は,酸素と金の核融合蒸発反応によって生成され,Frイオンは,高温の金ターゲットの表面での熱イオン化によって生成可能。
・Frイオンの収率は金ターゲットの温度に依存することが経験的に知られているため,本装置にはターゲットを加熱する加熱器が必要。
・実験結果は,抽出時間の長さは,Frイオン収率の増減に不可欠な要素ではないことを示唆。
・Frイオンの収率は,基本的な対称性のテスト実験をより高い精度で実行するための重要なパラメーター。
・イオン収率を上げるには,その後の開発が必要。

シソーラス用語： *核融合 ,  金 ,  *フランシウム ,  *収率 ,  ターゲット ,  時間 ,  酸素ビーム ,  加熱器 ,  対称性
準シソーラス用語： *イオン収率 ,  核融合反応 ,  抽出時間

分類 (1件)： その他の粒子による反応・散乱  (BG04080F)

引用文献 (9件)：

• Sakemi Y, Harada K, Hayamizu T, et al., J. Phys.: Conf. Ser. 302 (2011) 012051.
• Hayamizu T, “Development of a slow francium beam for a search for the electron EDM” (in Japanese), Master’s thesis, Tohoku University (2012).
• Kawamura H, Aoki T, Arikawa H, et al., Hyperfine Interact 214 (2013) 133.
• Arikawa H., “The development of the high purity francium beam toward the search for the violation of the fundamental symmetry” (in Japanese), Master’s thesis, Tohoku University (2015).
• Ito S, “Production of francium beam through the surface ionization toward a search for the permanent electric dipole moment of the electron” (in Japanese), Master’s thesis, Tohoku University (2018).

タイトルに関連する用語 (5件)： 金 ,  核融合反応 ,  フランシウム ,  イオン ,  抽出時間