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J-GLOBAL ID：201902258654053981   整理番号：19A1816223

意味的活性化ではなく応答形式は回復効果の失敗に影響する【JST・京大機械翻訳】

Response Format, Not Semantic Activation, Influences the Failed Retrieval Effect

著者 (3件)： Tanaka Saeko (1Department of Childhood Education, Tokushima Bunri University, Tokushima, Japan) ,  Miyatani Makoto (2Department of Psychology, Hiroshima University, Hiroshima, Japan) ,  Iwaki Nobuyoshi (3Faculty of Education, Iwate University, Iwate, Japan)
資料名： Frontiers in Psychology (Web)  (Frontiers in Psychology (Web))
巻： 10  ページ： 599  発行年： 2019年 
JST資料番号： U7096A  ISSN： 1664-1078  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 教育環境において,学習者の知識とスキルが獲得されている範囲を測定するために,テストが主に使用されている。しかし,テストを行うことも学習そのものを促進する。特に,テスト(すなわち,誤った情報の探索)に関する誤りを作ることは,学習を促進する。これは「故障検索効果」(FRE)と呼ばれ,かなりの研究の対象となっている。以前の研究は,誤差を補正するフィードバックが遅れると,強化学習が起こらないことを示している。これは活性化情報の相対的欠如に起因する。本研究では,学習前に検索されるべき情報量とフィードバックまでの遅延時間の両方を操作し,学習に及ぼすそれらの影響を調べた。結果として,意味的活性化の程度を増加させるために複数の不正確な回答が与えられた場合でも,学習は1つの不正確な応答のみに依存する従来の手順で見出されたものを超えて促進されなかった。フィードバックのタイミング(即時,短遅延,長遅延)もFREに影響しなかった。しかしながら,誤った情報に対する応答フォーマットの操作は,応答がタイプ化され,フィードバックが遅延されたとき,劣化した性能をもたらした。この結果に基づき,失敗した検索効果は検索時の意味的活性化により影響されないが,応答フォーマットにより影響されることを示唆した。さらに,タイピングに必要な処理は遅延フィードバック条件下でFREに影響を及ぼす可能性がある。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *学習 ,  故障 ,  情報量 ,  強化学習 ,  フィードバック
準シソーラス用語： 遅延フィードバック ,  タイピング ,  遅延時間 ,  学習者 ,  教育環境 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： 故障検索効果 ,  意味的活性化 ,  検索ベース学習 ,  知識獲得 ,  学習促進 ,  応答フォーマット ,  試験効果

分類 (3件)： 精神障害の治療一般  (GR04010S) ,  中枢神経系  (EJ12030F) ,  精神療法  (GR04030O)

引用文献 (32件)：

• Brewer G. A., Unsworth N. (2012). Individual differences in the effects of retrieval from long-term memory. J. Mem. Lang. 66, 407-415. doi: doi: 10.1016/j.jml.2011.12.009
• Buchin Z. L., Mulligan N. W. (2017). The testing effect under divided attention. J. Exp. Psychol. Learn. Mem. Cogn. 43, 1934-1947. doi: , PMID: doi: 10.1037/xlm0000427
• Butler A. C., Fazio L. K., Marsh E. J. (2011). The hypercorrection effect persists over a week, but high-confidence errors return. Psychon. Bull. Rev. 18, 1238-1244. doi: , PMID: doi: 10.3758/s13423-011-0173-y
• Carpenter S. K., Yeung K. L. (2017). The role of mediator strength in learning from retrieval. J. Mem. Lang. 92, 128-141. doi: doi: 10.1016/j.jml.2016.06.008
• Craik F. I., Govoni R., Naveh-Benjamin M., Anderson N. D. (1996). The effects of divided attention on encoding and retrieval processes in human memory. J. Exp. Psychol. Gen. 125, 159-180. doi: , PMID: doi: 10.1037/0096-3445.125.2.159

タイトルに関連する用語 (6件)： 意味 ,  活性化 ,  応答 ,  形式 ,  回復 ,  失敗