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J-GLOBAL ID:201902258838703215   整理番号:19A2189696

大腸菌におけるグリコール酸ベースのポリヒドロキシアルカン酸のリブロース-1,5-二リン酸カルボキシラーゼ/オキシゲナーゼ(RuBisCO)によるde novo合成

Ribulose-1,5-bisphosphate carboxylase/oxygenase (RuBisCO)-mediated de novo synthesis of glycolate-based polyhydroxyalkanoate in Escherichia coli
著者 (9件):
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巻: 128  号:ページ: 302-306  発行年: 2019年09月 
JST資料番号: G0535B  ISSN: 1389-1723  CODEN: JBBIF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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リブロース-1,5-二リン酸(RuBP)カルボキシラーゼ/オキシゲナーゼ(RuBisCO)はCalvin-Benson-Bassham(CBB)回路由来の代謝産物の1つとして2-ホスホグリコール酸(2PG)を生成する。本研究では,進化させたPHA合成酵素(PhaC1PsSTQK)を用いることにより単量体成分として細菌性ポリヒドロキシアルカン酸(PHA)内に2PG由来グリコール酸(GL)を組み込むことができるという事実について焦点をあてた。本研究では,モデル系としてグリコール酸オキシダーゼ遺伝子(ΔglcD)を欠損させたEscherichia coli JW2946を用いてGLベースPHA合成のためのRuBisCOによる経路の機能を評価した。複数の光合成細菌由来のRuBisCO,ホスホリブロキナーゼおよび2PGをコードする遺伝子をE.coliに導入し,単一炭素源としてキシロース上で細胞を培養した。RuBisCOおよび関連酵素の機能的発現はRuBPおよびGLの細胞内濃度の増加に基づいて確認された。次に,PhaC1PsSTQK,プロピオニル-CoAトランスフェラーゼと3-ヒドロキシブチリル(3HB)-CoA-供給酵素をコードするPHA生合成遺伝子を導入した。細胞はGL画分に7.8~15.1mol%でポリ(GL-co-3HB)を蓄積した。供試したRuBisCOの中で,Rhodosprium rubrumおよびSynechococcus elongatus PCC7942の酵素がGL画分増加と同様にP(GL-co-3HB)生産に効果的だった。Synechocystis sp.PCC6803とR.rubrum由来PGPaseの異種発現はポリマー内のGL画分を増加させた。これらの結果から,RuBisCOによる経路はE.coliだけでなく光合成生物内でもGLベースPHAを生産するために利用されている可能性が実証された。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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微生物代謝産物の生産 
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