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J-GLOBAL ID：201902259157627524   整理番号：19A1122519

光による液晶の分子配向制御

著者 (3件)： 小林吉彰 (東京工大 科学技術創成研究院 化学生命科研) ,  赤松範久 (東京工大 科学技術創成研究院 化学生命科研) ,  宍戸厚 (東京工大 科学技術創成研究院 化学生命科研)
資料名： 塗装工学  (Journal of Japan Coating Technology Association)
巻： 54  号： 5  ページ： 163-169  発行年： 2019年05月30日 
JST資料番号： S0871A  ISSN： 0285-3787  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・分子配向技術として光配向法について解説し,機能性ソフトマテリアルに関する研究例を紹介。
・光配向法は,光電場と分子の相互作用に基づき配向・構造を制御する手法であり,光化学配向,光物理配向,光物理化学配向に大別。
・光化学配向法は軸選択的に光化学反応が起こる化合物を利用し,光物理配向では光反応性をもたない分子の非線形光学効果が駆動原理。
・著者らが開発した偏光・色素が不要で一段階での配向制御が可能な光物理化学配向技術(動的光重合)について述べ,動的光重合で作製した一軸配向性高分子フィルムの特徴を紹介。

シソーラス用語： *分子配向 ,  *液晶 ,  光照射 ,  軟質材料 ,  電場 ,  光 ,  光化学反応 ,  反応性 ,  非線形光学 ,  *光重合 ,  優先配向 ,  高分子膜 ,  光配向
準シソーラス用語： ソフトマテリアル

分類 (2件)： 液晶一般  (BK03010L) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

引用文献 (22件)：

• T. Kato, N. Mizoshita, K. Kishimoto : Angew. Chem. Int. Ed., 45, 38 (2006)
• D. J. Broer, C. M. W. Bastiaansen, M. G. Debije, A. P. H. J. Schenning : Angew. Chem. Int. Ed., 51, 7102 (2012)
• H. Hu, M. Gopinadhan, C. O. Osuji : Soft Matter, 10, 3867 (2014)
• X. Sun, T. Chen, Z. Yang, H. Peng : Acc. Chem. Res., 46, 539 (2013)
• O. Yaroshchuk, Y. Reznikov : J. Mater. Chem., 22, 286 (2012)

タイトルに関連する用語 (2件)： 液晶 ,  分子配向