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J-GLOBAL ID：201902259480463287   整理番号：19A2291243

99.4GPaでの破壊および非破壊天然ダイヤモンドアンビル結晶の三次元X線トポグラフィー特性評価

Three-dimensional X-ray topographic characterization of broken and unbroken natural diamond anvil crystals at 99.4 GPa

著者 (7件)： Morikawa Kimihiko (Department of Physics and Materials Science, Shimane University) ,  Suzuki Kazuya (Department of Physics and Materials Science, Shimane University) ,  Fujimori Akane (Department of Radiological Technology, Tsukuba International University) ,  Takano Shuntarou (Department of Physics, Kanazawa University) ,  Nakano Satoshi (Ultra-High Pressure Group, National Institute for Materials Science) ,  Okamoto Hiroyuki (School of Health Sciences, Kanazawa University) ,  Mizuno Kaoru (Department of Physics and Materials Science, Shimane University)
資料名： Transactions of the Materials Research Society of Japan  (Transactions of the Materials Research Society of Japan)
巻： 44  号： 4  ページ： 143-148(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： L4468A  ISSN： 1382-3469  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 三次元(3D)X線トポグラフィーを使用して,50,70および99.4GPaの超高圧の適用前後におけるダイヤモンドアンビル結晶の特性を評価した。調べた回折面と単色X線の波長は,それぞれ(004),(333),{440}および0.0521nmであった。ダイヤモンド結晶の格子欠陥の画像は,画像処理ソフトウェアImage Jを使って約500枚のX線制限投影トポグラフを積層することにより再構築した。格子欠陥の3D構造および性質は,再構築したトポグラフから同定した。積層欠陥の4つの部分のピラミッド形状は,各回折面での欠陥画像の可視性または不可視性を使って同定した。70GPaの加圧下では,ダイヤモンド結晶の格子欠陥の大きな変化は観察されなかった。しかし,同じ粗い結晶から成形されたアンビル結晶の1つが,99.4GPaで粉々に破壊された。破壊応力は,(111)[110]すべり系機構に基づいて計算されたものよりむしろ非常に低い値である。壊れた結晶では,積層欠陥の複数のピラミッド形状の中心線は,キューレット領域とは位置が異なっていた。ダイヤモンド結晶の破壊は,結晶中の平面欠陥の分布に依存していた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： ダイヤモンド ,  *ダイヤモンドアンビル ,  *結晶 ,  *三次元 ,  *X線トポグラフィー ,  *キャラクタリゼーション ,  *超高圧 ,  *格子欠陥 ,  *画像処理 ,  *積層欠陥 ,  応力 ,  極限強度 ,  可視度 ,  性質 ,  角錐 ,  *破壊
準シソーラス用語： ピラミッド ,  可視性 ,  天然ダイヤモンド ,  特性評価 ,  破壊応力 ,  不可視性 ,  平面欠陥

著者キーワード (10件)： ダイヤモンド ,  X線トポグラフィー ,  アンビル結晶 ,  高圧 ,  格子欠陥 ,  ダイヤモンド ,  X線トポグラフィー ,  アンビル結晶 ,  高圧 ,  格子欠陥

分類 (4件)： X線回折法  (BK01020I) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  その他の無機化合物の結晶構造  (BK07030J) ,  その他の無機化合物の格子欠陥  (BK12050B)

引用文献 (52件)：

• [1] A. Kelly and N. H. Macmillan, Strong Solids (Clarendon, Oxford, 1986).
• [2] G. J. Piermarini and C. E. Weir, J. Res. Natl. Bur. Stand. Sect. A66, 325(1962).
• [3] H. K. Mao and P. M. Bell, Science, 191, 851(1976).
• [4] H. K. Mao and P. M. Bell, Science, 200, 1145(1978).
• [5] K. A. Goettel, H. K. Mao, and P. M. Bell, Rev. Sci. Instrum., 56, (1985)1420.

タイトルに関連する用語 (5件)： 破壊 ,  ダイヤモンドアンビル ,  結晶 ,  X線トポグラフィー ,  特性評価