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J-GLOBAL ID：201902259522279110   整理番号：19A0962990

悪性腫瘍における治療誘発毒性に対するロイヤルゼリーの抗腫瘍および保護効果【JST・京大機械翻訳】

Anti-Cancer and Protective Effects of Royal Jelly for Therapy-Induced Toxicities in Malignancies

著者 (2件)： Miyata Yasuyoshi (Department of Urology, Nagasaki University Graduate School of Biomedical Sciences, Nagasaki 852-8501, Japan) ,  Sakai Hideki (Department of Urology, Nagasaki University Graduate School of Biomedical Sciences, Nagasaki 852-8501, Japan)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 19  号： 10  ページ： 3270  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ローヤルゼリー(RJ)は,作業者ミツバチにより生産される腺分泌物であり,女王ミツバチに対する特別な食品である。これは,抗炎症性,抗酸化性および抗微生物活性を介して,作業者ミツバチと比較して女王ミツバチの寿命の有意な延長をもたらす。従って,RJは世界中で化粧品及び食事サプリメントとして使用されている。加えて,in vitro研究と動物実験は,RJが細胞増殖を阻害し,悪性細胞の種々の型でアポトーシスを刺激し,悪性腫瘍患者,特に抗癌剤で治療した患者における種々のケモカイン,抗酸化剤と成長因子の産生および癌関連分子の発現に影響することを示した。したがって,RJは腫瘍増殖に対して抗癌効果を発揮し,薬物誘発性毒性に対して保護機能を示すと考えられている。RJは,有害事象の抑制,治療中の生活の質の維持および動物モデルおよび悪性腫瘍患者における予後の改善にも有用であることが示されている。RJの有益な効果の機構を理解するために,細胞生存,炎症,酸化ストレスおよび他の癌関連因子に関するRJによる分子レベルで誘導される変化の知識が必須である。加えて,RJと他の抗癌剤または天然化合物の併用療法の効果は,RJに基づく治療戦略の将来の方向を決定するために重要である。したがって,本レビューにおいて,以下の5つの問題をカバーした。(1)RJの抗癌効果とその主成分,10-ヒドロキシ-2-デセン酸;(2)抗癌剤誘発毒性に対するRJの保護効果;(3)RJのそのような有益な効果の分子機構;(4)RJの安全性と毒性;(5)RJの生物学的活性の研究の限界に関する議論により,RJに基づく治療戦略の将来の方向性。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 抗腫瘍薬 ,  治療計画 ,  抗腫瘍作用 ,  *保護作用 ,  炎症 ,  細胞増殖 ,  サプリメント ,  *腫瘍 ,  アポトーシス ,  *毒性 ,  ミツバチ ,  ヒト ,  ケモカイン ,  動物実験
準シソーラス用語： 抗酸化剤 ,  *悪性腫瘍 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ローヤルゼリー ,  10-ヒドロキシ-2-デセン酸 ,  抗癌効果 ,  毒性 ,  悪性腫瘍

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A)

引用文献 (87件)：

• Itatani, Y.; Kawada, K.; Sakai, Y. Treatment of Elderly Patients with Colorectal Cancer. Biomed. Res Int. 2018, 2018, 2176056.
• Le Saux, O.; Falandry, C. Toxicity of Cancer Therapies in Older Patients. Curr. Oncol. Rep. 2018, 20, 64.
• Zhang, B.; Fang, C.; Deng, D.; Xia, L. Research progress on common adverse events caused by targeted therapy for colorectal cancer. Oncol. Lett. 2018, 16, 27-33.
• Bommareddy, A.; Knapp, K.; Nemeth, A.; Steigerwalt, J.; Landis, T.; Vanwert, A.L.; Gorijavolu, H.P.; Dwivedi, C. Alpha-Santalol, a component of sandalwood oil inhibits migration of breast cancer cells by targeting the β-catenin pathway. Anticancer Res. 2018, 38, 4475-4480.
• Kim, C.; Kim, B. Anti-Cancer Natural Products and Their Bioactive Compounds Inducing ER Stress-Mediated Apoptosis: A Review. Nutrients 2018, 10, 1021.

タイトルに関連する用語 (7件)： 悪性腫瘍 ,  治療 ,  誘発 ,  毒性 ,  ロイヤルゼリー ,  腫瘍 ,  保護効果