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J-GLOBAL ID:201902260244114482   整理番号:19A1167353

天候数値化簡易手法による太陽光発電の地域別および全国大の発電量の解析

Evaluation of kWh Value of Photovoltaic Generation by Application of Simplified Method using Numerical Factor of Weather
著者 (3件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 27-35(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U1583A  ISSN: 2433-0531  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本論文では天候の数値因子を用いた簡易法の適用による太陽光発電(PV)のkWh値の評価を示した。この方法は東京都市大学キャンパス導入の20kW PVシステムで得られた4年間の発電と天候データの関係の統計解析に基づいている。著者らは第一段階として上記データベースを用いた方法を適用し,エネルギー・資源学会論文で示されたPV発電性能の現場データとの比較により検証し,実際の発電値とかなり良い一致を得た。次に,気象庁から提供された天候データと資源エネルギー庁から提供されたPV導入データに基づき,提案法を適用して日本各県のPV発電のkWh値,つまり電力エネルギー値を計算し,PV発電の地域的・季節的特性を明らかにした。計算の結果,2015年におけるPV発電エネルギーは30.1GW導入容量で27.6TWhと推定され,その内容はシステム当たり10kW以下の住宅地域システムの5.0GWとシステム当たり10kW以上のメガソーラーシステムを含む非住宅地域システムの25.1GWであった。本研究の主目的は政府が63GW PVシステム導入を想定した2030年のkWh値を評価することであり,分析は推定エネルギーが68TWhとなることを示し,これは76TWhの政府推定値よりわずかに低い。提案したシステムは例えば30分または1時間毎のより詳細な天候データを適用することによって改善することができ,従来の発電プラントおよび/または貯蔵容量およびデマンドレスポンス調整を制御するのに有用なステップバイステップにkW値を得ることを可能にする。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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太陽光発電 
引用文献 (14件):
  • 1) 資源エネルギー庁ホームページ;再生可能エネルギー発電設備の導入状況等,都道府県別導入状況.\nhttp://www.fit.go.jp/statistics/past.html\n(アクセス日2017.2.1)
  • 2) 経済産業省;長期エネルギー需給見通し( 2015 年7 月).
  • 3) 荻本和彦;予測のニーズ,平成26 年電気学会全国大会,6-S18-1.
  • 4) 加藤丈佳;風力・太陽光発電の出力変動特性,平成26年電気学会全国大会,6-S18-2.
  • 5) 山田芳則;数値予報モデルによる日射量や風の予測,平成26 年電気学会全国大会,6-S18-3.
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