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J-GLOBAL ID：201902260431475498   整理番号：19A1206204

顕微Raman分光法を用いた乳児と成人の血痕の識別:予備的研究【JST・京大機械翻訳】

Discrimination Between Infant and Adult Bloodstains Using Micro-Raman Spectroscopy: A Preliminary Study

著者 (4件)： Fujihara Junko (Department of Legal Medicine, Shimane University School of Medicine, 89-1 Enya, Izumo, Shimane 693-8501, Japan) ,  Nishimoto Naoki (Shimane Institute for Industrial Technology, 1 Hokuryo, Matsue, Japan) ,  Yasuda Toshihiro (Division of Medical Genetics and Biochemistry, Faculty of Medical Sciences, University of Fukui, Eiheiji, Fukui 910-1193, Japan) ,  Takeshita Haruo (Department of Legal Medicine, Shimane University School of Medicine, 89-1 Enya, Izumo, Shimane 693-8501, Japan)
資料名： Journal of Forensic Sciences  (Journal of Forensic Sciences)
巻： 64  号： 3  ページ： 698-701  発行年： 2019年 
JST資料番号： T0104A  ISSN： 0022-1198  CODEN： JFSCAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究において,著者らは高分解能分析による顕微Raman分光法を用いて,乳児からの血痕と成人からの血痕を識別した。Ramanピークは,674,754,976,1002,1105,1127,1176,1248,1340,1368,1390,1560,および1611cm-1で検出された。これらのピークはヘモグロビン,アルブミン及びグルコースから誘導された。しかし,ピークは1105cm-1で得られ,ヒスチジンに帰属された。このピークは,成人からの血痕に対してのみ観察された。ヒト成人ヘモグロビン(HbA)はα_2β_2四量体構造で構成されているが,ヒト胎児ヘモグロビン(HbF)はα_2γ_2で構成されている。したがって,乳児からの血痕における1105cm-1のRamanピークの欠如は,HbFのγ鎖における2つのヒスチジン置換(His116IleとHis143Ser)の可能性を示す。本研究では,法医科学において有益な意味を持つ,顕微Raman分光法を用いて,乳児からの血痕と成人からの血痕の間の識別を行った。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ヒト ,  *顕微Raman分光法 ,  ヘモグロビン ,  Raman分光法 ,  四量体 ,  *成人 ,  *予備調査 ,  *乳児 ,  高分解能 ,  アルブミン ,  *血痕 ,  胎児ヘモグロビン ,  *子供 ,  アミノ酸 ,  窒素複素環化合物 ,  第一アミン ,  ヘキソース ,  アルドース

著者キーワード (7件)： 法科学 ,  Raman分光法 ,  血痕 ,  小児 ,  成人 ,  ヒト成人ヘモグロビン ,  ヒト胎児ヘモグロビン

分類 (1件)： 法医学  (GA03000B)

物質索引 (2件)： ヒスチジン ,  グルコース

タイトルに関連する用語 (6件)： 顕微Raman分光法 ,  乳児 ,  成人 ,  血痕 ,  識別 ,  予備的研究