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J-GLOBAL ID：201902260974794474   整理番号：19A2436584

浄化槽等処理水の再利用 下水処理水の灌漑利用プロジェクトに関するガイドライン(ISO16075)の概要

著者 (1件)： 浜田康治 (農業・食品産業技術総合研究機構)
資料名： 月刊浄化槽  (Journal of Johkasou - Small Domestic Wastewater Treatment Systems)
号： 522  ページ： 16-20  発行年： 2019年10月10日 
JST資料番号： L7103A  ISSN： 1347-6866  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・ISO16075-1「灌漑への再利用のための基礎」では,重要な影響因子となる土壌,気候,水質の各項目に対する考え方と,公衆衛生,土壌・作物,周囲の水源への影響評価を提示。
・ISO16075-2「プロジェクト開発」では,処理排水の水質,リスク削減対策,栽培可能作物の関係の考え方を提示。
・ISO16075-3「構成要素」では,ポンプ場や貯水池,灌漑設備の注意点などを提示。
・ISO16075-4「モニタリング」では,灌漑利用のための処理水の水質,栽培作物,土壌の塩類集積,近隣の水源,貯水池のモニタリング法を提示。
・TC282/SC1ではISO16075を2016年に発行し,ISO20419を2018年に発行。
・現在ISO22238の開発とISO16075の改訂作業が進行中。

シソーラス用語： *屎尿浄化槽 ,  *下水処理水 ,  *再利用 ,  灌漑 ,  国際標準化機構
準シソーラス用語： 浄化槽 ,  影響評価 ,  処理排水 ,  ISO【国際機関】

分類 (2件)： 下水道工学,廃水処理一般  (SC03010E) ,  その他の廃水処理・処分  (SC03070S)

引用文献 (9件)：

• 濱田康治,白谷栄作,人見忠良:再生水の農業利用におけるわが国の現状と国際規格化の動き,農業農村工学会誌,79(11),827-830,2011
• 国際標準化機構(ISO):ISO/TC282 water reuse, https://isotc.iso.org/livelink/livelink?func=11&objId=15561259&objAction=browse&sort=name&viewType=1(H29.8.21確認),2019
• 内閣官房水循環政策本部事務局:水循環基本計画2015
• WHO : Guidelines for the Safe Use of Wastewater, Excreta and Greywater. Volume 2 - Wastewater use in agriculture, 2006.
• US-EPA : EPA Guidelines for Water Reuse, EPA/600/R-12/618 September 2012.

タイトルに関連する用語 (7件)： 浄化槽 ,  水の再利用 ,  下水処理水 ,  灌漑 ,  プロジェクト ,  ガイドライン ,  概要