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J-GLOBAL ID:201902261839651784   整理番号:19A1821366

固体酸化物形燃料電池空気極材料の酸素量変化に伴う構造・機能変化の熱力学的研究

Thermodynamic Analyses of Structural and Functional Changes of Cathode Materials of Solid Oxide Fuel Cells Involving the Change of Oxygen Content
著者 (2件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 103-110  発行年: 2019年07月25日 
JST資料番号: Z0896A  ISSN: 0386-2615  CODEN: NESOD2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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固体酸化物燃料電池,SOFCは,高エネルギー変換効率を有する高温電気化学的デバイスとして期待されている。本研究では,新規SOFCカソード材料を開発し,それらの特性を調べた。3d遷移金属(Mn,Fe,Co,Ni)を含むペロブスカイト型(またはペロブスカイト関連)酸化物が通常,SOFCカソード材料として使用されている。これらの酸化物の構造相転移や熱膨張のような物理的性質の変化は,これらの酸化物の酸素含有量が温度と酸素分圧P(O2)によって変化するので,標準酸化物材料のものより複雑である。本論文では,高温での酸素非化学量論LaNi0.6Fe0.4O3-δの機能変化の研究をレビューした。LaNi0.6Fe0.4O3-δの酸素非化学量論と電気伝導率の温度依存性,およびP(O2)依存性は,La0.6Sr0.4Co0.2Fe0.8O3-δのそれより小さかった。これは,LaNi0.6Fe0.4O3-δにおけるNiイオンとFeイオン間の連続的正孔交換による温度とP(O2)の変化の際の,NiイオンとFeイオンの平均原子価の小さな変化によって引き起こされる。LaNi0.6Fe0.4O3-δの酸素非化学量論の小さな変化も,膨張計のような他の評価手順によって確認した。LaNi0.6Fe0.4O3-δの全線形熱膨張のP(O2)依存性も,La0.6Sr0.4Co0.2Fe0.8O3-δと比較して小さかった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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燃料電池  ,  電解装置 
引用文献 (55件):
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