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J-GLOBAL ID：201902262031466682   整理番号：19A1802579

第二貴金属による銀ナノ結晶の濃縮【JST・京大機械翻訳】

Enriching Silver Nanocrystals with a Second Noble Metal

著者 (6件)： Wu Yiren (School of Materials Science and Engineering, Georgia Institute of Technology, Georgia, United States) ,  Sun Xiaojun (School of Materials Science and Engineering, Georgia Institute of Technology, Georgia, United States) ,  Yang Yin (Institute of Advanced Synthesis, School of Chemistry and Molecular Engineering, Jiangsu National Synergetic Innovation Center for Advanced Materials, Nanjing Tech University, P. R. China) ,  Li Jumei (School of Chemistry and Environmental Engineering, Wuhan Institute of Technology, Hubei, P. R. China) ,  Zhang Yun (School of Materials Science and Engineering, Georgia Institute of Technology, Georgia, United States) ,  Qin Dong (School of Materials Science and Engineering, Georgia Institute of Technology, Georgia, United States)
資料名： Accounts of Chemical Research  (Accounts of Chemical Research)
巻： 50  号： 7  ページ： 1774-1784  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0966A  ISSN： 0001-4842  CODEN： ACHRE4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 貴金属ナノ結晶は,プラズモニクス,触媒,センシング,イメージング,および医学を含む分野における魅力的な特性と有望な応用のためにかなりの関心を集めている。十分な例により実証されたように,これらのナノ結晶の性能と関連する応用は,単金属から二金属系へのスイッチングにより増大できる。第2の金属の包含は,新しい能力をもたらすことによって,特性を強化することができて,応用景観を大いに拡大することができた。シード成長は二金属ナノ結晶への強力なルートを提供する。このアプローチは,均一で,良く制御されたサイズ,形状,および構造を有するナノ結晶を形成するという概念に基づいて構築され,金属原子の堆積をテンプレート化し,直接的に行うことができる。しかし,シード成長は,堆積した金属がシードより反応性が低いとき,ガルバニ置換によって制限される。ガルバニ置換の関与は,シード成長の結果を制御することを困難にするだけでなく,いくつかの特性への劣化も引き起こす。著者らは,塩前駆体(s)を本質的にガルバニ置換なしで原子に還元することにより,この問題に成功裏に取り組んだ。自己核形成がない場合,原子は優先的にシード上に堆積し,制御された構造を持つ二金属ナノ結晶を生成する。本研究では,Agナノキューブを例として用いて,M原子の堆積を制御することにより,コア-フレームまたはコア-シェル構造を有するAg@MおよびAg@Ag-M(M=Au,PdまたはPt)ナノキューブの作製を実証した。典型的な合成は,環境条件下でAgナノキューブ,アスコルビン酸,およびポリ(ビニルピロリドン)を含む水性懸濁液へのMn+(前駆体のM)イオンの滴定を含む。一つのアプローチにおいて,水性水酸化ナトリウムを導入して反応系の初期pHを増加させた。pH=11.9で,アスコルビン酸は,Mn+とAgの間のガルバニ置換を抑制するために,非常に強い還元剤であるアスコルビン酸モノアニオンによって支配される。この場合,アスコルビン酸モノアニオンによる還元から誘導されたM原子は,Ag@Mコアフレームを生成するために,エッジ,コーナー,および側面に連続的に堆積され,それからコア-シェルナノキューブを生成する。他のアプローチは比較的弱い還元剤としてアスコルビン酸の使用を含み,一方,Mn+は水酸化ナトリウムの不在下でAg+イオンと共滴定される。pH=3.2において,Ag+に対するAg+のモル比が十分に高いとき,添加Ag+イオンは効果的にガルバニ反応を抑制し,それを阻害した。結果として,アスコルビン酸による2つの前駆体の共還元は,より厚いリッジを持つAg@Ag-Mコアフレームナノキューブの生成のためのAgとM原子を生成する。Ag@Ag-Pdコアフレームナノキューブは,ニトロ芳香族化合物のアミノ芳香族化合物への段階的還元を促進し,次にアゾ化合物への酸化を促進する二元触媒として役立つことができる。連続反応は表面増強Raman散乱(SERS)を用いてモニターできる。3つまたは6つの原子層のAuシェルを持つAg@Auコアシェルナノキューブは,Agナノキューブのそれらとほとんど同一のプラズモンピークを示し,一方,化学的安定性とSERS活性は実質的に増強された。両タイプの二金属ナノキューブに対して,Agコアを選択的に除去し,ナノフレームおよびナノボックスを生成した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *貴金属 ,  ポリビニルピロリドン ,  *金 ,  コアシェル構造 ,  アゾ化合物 ,  前駆体 ,  プラズモン ,  滴定 ,  *銀 ,  還元 ,  *ナノ結晶 ,  還元剤 ,  ラクトン ,  水溶性ビタミン ,  第二アルコール ,  ポリオール
準シソーラス用語： ナノキューブ ,  ガルバニ置換 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (5件)： プリン,プテリジン  (CF07105E) ,  触媒の調製  (CB06110P) ,  その他の触媒  (CB06123Z) ,  電気化学反応  (CB07050F) ,  触媒の性質一般  (CB06121R)

物質索引 (1件)： アスコルビン酸

タイトルに関連する用語 (4件)： 貴金属 ,  銀 ,  ナノ結晶 ,  濃縮