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J-GLOBAL ID:201902262382966924   整理番号:19A2437021

福島原子力発電所付近で採取した又は134CsClを人為的に添加した土壌中の放射性セシウムの胃腸吸収率

Gastrointestinal Absorption Rate in Rats for Radiocesium in Soil Collected near Fukushima Power Plant or Doped Artificially with 134CsCl
著者 (10件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 66-71(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U1378A  ISSN: 1884-7560  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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福島県で採取した134Csと137Csを含む3種類の環境汚染土壌,134CsCl溶液を添加した庭土,及び134CsClイオン溶液を用いて,Wistarラットの土壌由来放射性セシウムの全身滞留を調べた。三種類の土壌中の134Csと137Csの投与放射能の約44~67%は12時間で指数関数的に排泄され,半減期は2.9~7.9時間で,残留放射能は初期投与後30時間で検出限界以下に減少した。人為的汚染土壌を投与したラットの放射能は十分高いので長期追跡が可能で,二相性(高速と低速)の滞留曲線が観察された。投与量の約84%と16%は,それぞれ4.5及び173時間の半減期で排出された。対照的に,イオン溶液中の134Cs投与ラットでは,約23%および77%が半減期17時間と166時間でそれぞれ排出された。滞留曲線の分析から,人為的に投与した土壌中放射性セシウムの胃腸管吸収率は僅か21%であると推定した。これは,国際放射線防護委員会の全身モデルが示すCsに対する線量係数(公衆に対して1.0であると仮定されている)を土壌中の放射性セシウムに対して用いると,実効線量は実際の線量よりも有意に大きい可能性があることを示唆する。(翻訳著者抄録)
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環境の汚染及び防止 
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