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J-GLOBAL ID：201902263801693263   整理番号：19A1522182

オフィスの音と会話 3.測定評価・規準 音圧レベルの傾きの統計量に着目したスピーチプライバシーの評価

著者 (1件)： 佐藤逸人 (神戸大 大学院工学研究科)
資料名： 音響技術  (Architectural Acoustics and Noise Control)
巻： 48  号： 2  ページ： 39-42  発行年： 2019年06月15日 
JST資料番号： G0442B  ISSN： 0286-8695  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・スピーチプライバシーの評価法として用いられる音声了解度の物理評価指標に関して,技術的に難しい稼働状態の現場における予測法を解説。
・音声(S)と妨害音(N)との音圧レベル差であるSN比をベースとした物理評価指標算出のためのアプローチを,音声が既知の場合と未知の場合とに応じて説明。
・音声が既知の場合について,得られた信号を細かく領域分割することでSN比が高い領域の音声の情報を用いて低い領域の情報を補完することが考えられることから,S+Nの音圧レベルの時間軸上の傾きの確率分布に基づいて検出したSN比が高い領域の対象領域全体に占める割合(音声検出率)を求めて音声了解度の予測指標とする方法について検討。

シソーラス用語： 明瞭度 ,  音声理解 ,  指標 ,  *評価基準 ,  SN比 ,  音声 ,  音響 ,  *統計量 ,  音圧レベル ,  事務室 ,  *言語音明瞭度 ,  度 ,  数値
準シソーラス用語： オフィス空間 ,  *スピーチプライバシー ,  *音声了解度 ,  評価法 ,  物理評価指標 ,  妨害音 ,  *予測指標

分類 (2件)： 音響信号処理  (BB03050C) ,  建築音響  (BB03080J)

引用文献 (6件)：

• ASTM E1130-16 : Standard test method for objective measurement of speech privacy in open plan spaces using articulation index, 2016.
• ISO 3382-3 : Acoustics - Measurement of room acoustic parameters - Part 3 : Open plan offices, 2012.
• Hayato Sato, et al. : Relationship between sound insulation performance of walls and word intelligibility scores, Applied Acoustics, No.73, Issue 1, pp.43-49, 2012.1
• 羽入敏樹他:営業中のスピーチプライバシー現場測定法に関する基礎的検討,日本音響学会建築音響研究委員会資料,AA2015-14,2015.5
• 北村裕一他:スピーチプライバシーの現場測定法に関する基礎的検討-受聴点における物理統計量による評価-,日本音響学会2015年秋季研究発表会講演論文集,pp.929-930,2015.9

タイトルに関連する用語 (10件)： オフィス ,  音 ,  会話 ,  評価 ,  音圧レベル ,  傾き ,  統計量 ,  着目 ,  スピーチ ,  プライバシー