抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高齢化の進展に伴い,介護現場の従業員の負担は増大している。負担軽減のためには従業員間で業務にかかわる知識の共有が有効であり,その実現方法の1つとしてマニュアル構築が挙げられる。しかし,組織内で共有できるようにマニュアルを構築することは難しい。本稿では,社会福祉法人における介護業務のマニュアルを統一的に構築するという実践を通して,これまでに提案されている方法である知識発現の改良を目標とする。知識発現は,従業員主体で知識を構造的に構築する方法であるが,本実践のように法人内のマニュアルを統一するような大規模な実践を行っていない。本稿では,知識発現を実践的に行う際の課題を明らかにし,その解決方法を確立した。この方法を用いて構築したマニュアルが法人によって認証される過程を通じて,本方法と構築したマニュアルの有効性を評価した。(著者抄録)