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J-GLOBAL ID：201902264620155150   整理番号：19A1753334

慶長九年十二月十六日(1605 II 3)地震の静岡県以西の津波高さ分布

著者 (5件)： 都司嘉宣 (地震津波防災戦略研) ,  今井健太郎 (JAMSTEC) ,  蝦名裕一 (東北大 災害科学国際研) ,  岩瀬浩之 (漁港漁場漁村総合研) ,  大林涼子 (JAMSTEC)
資料名： 津波工学研究報告  (Research Report of Tsunami Engineering)
号： 36  ページ： 43-70  発行年： 2019年07月31日 
JST資料番号： L2458A  ISSN： 0916-7099  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・1605年2月3日の深夜に発生した地震による,慶長津波と呼ばれる津波に関する,伊豆半島以東の記録と津波高さに関する議論。
・慶長津波に関する記録が記載されている文献リストを提示し,内容について概説。
・冠水深さ2m未満で家屋流出率50%,3mを超えるとほぼすべての家屋が流出するという研究成果を用い,津波浸水深さは家屋流出率から推定。
・東京と八丈島から大分県佐伯市までの24地点の遡上高さを推定。
・津波の高さは房総半島で一番高く,西に行くほど緩やかに減少していくことを解明。

シソーラス用語： *波高 ,  伊豆半島 ,  建築物 ,  *比率 ,  *文献調査 ,  半島
準シソーラス用語： 家屋 ,  *津波高さ ,  房総半島 ,  *流出率

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (25件)：

• 平凡社,1983,『高知県の地名』,日本歴史地名体系,40
• 石橋克彦,1978,1605年慶長大地震の震源域について-南海沖,房総沖2元説への疑問-,日本地震学会予稿集(春季大会),164
• 石橋克彦・原田智也,2013,1605(慶長九)年伊豆-小笠原海溝巨大地震と1614(慶長十九)年南海トラフ地震という作業仮説,日本地震学会講演予稿集,108
• 今井健太郎・行谷佑一・石橋正信,2016,歴史時代の津波による建物被害関数の特徴,第129回東北水工会発表PPT
• 地震調査推進研究本部地震調査委員会,2009,『日本の地震活動 第2版』,文部科学省,pp496

タイトルに関連する用語 (4件)： 地震 ,  静岡 ,  津波高さ ,  分布