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J-GLOBAL ID：201902264828338444   整理番号：19A1125009

せん断薄化粘弾性流体におけるウシ精子運動性の研究【JST・京大機械翻訳】

Study of bovine sperm motility in shear-thinning viscoelastic fluids

著者 (3件)： Hyakutake Toru (Faculty of Engineering, Yokohama National University, 79-5, Hodogaya, Yokohama 240-8501, Japan) ,  Sato Koichi (Graduate School of Engineering, Yokohama National University, 79-5, Hodogaya, Yokohama 240-8501, Japan) ,  Sugita Kenta (Graduate School of Engineering, Yokohama National University, 79-5, Hodogaya, Yokohama 240-8501, Japan)
資料名： Journal of Biomechanics  (Journal of Biomechanics)
巻： 88  ページ： 130-137  発行年： 2019年 
JST資料番号： D0632A  ISSN： 0021-9290  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 精子が雌生殖器官の卵に到達する過程を解明するために,哺乳類精子周辺の流体のレオロジー特性が運動性にどのように影響するかを調べることが必須である。哺乳類の子宮頚部粘液と同様のレオロジー特性を持つ流体におけるウシ精子遊泳の運動性と鞭毛波形を調べた。結果は,周囲のレオロジー特性が哺乳類精子の鞭毛波形に大きく影響することを示した。特に,ずり減粘粘弾性流体は精子の進行運動性を増加させた。精子運動性に及ぼす鞭毛波形の影響をより詳細に調べるために,波形を関数として表し,精子の進行性推力を経験的抵抗力理論に基づいて計算した。本研究の結果は,進行性推力が鞭毛先端の曲率とともに増加することを示した。さらに,運動性精子の推力効率を計算した。結果は,粘度にかかわらず,ずり減粘粘弾性流体における推力効率がニュートン流体におけるそれより大きいことを示した。これは,頚部粘液における運動性精子がそれらの周囲環境に適した運動機構により効率的に移動することを示唆する。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 遊泳 ,  *剪断 ,  Newton流体 ,  哺乳類 ,  曲率 ,  運動機構 ,  粘度 ,  推力 ,  *粘弾性流体 ,  鞭毛 ,  *精子 ,  ずり減粘 ,  頚管粘液 ,  レオロジー特性 ,  精子運動性 ,  脊椎動物 ,  係数 ,  輸送係数 ,  度

著者キーワード (4件)： ウシ精子 ,  せん断薄化粘弾性流体 ,  べん毛 ,  推力効率

分類 (2件)： 循環系モデル  (EL02020V) ,  筋骨格系・皮膚モデル  (EL02040R)

タイトルに関連する用語 (5件)： せん断薄化 ,  粘弾性流体 ,  ウシ ,  精子運動性 ,  研究