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J-GLOBAL ID:201902265104291363   整理番号:19A0165481

IgA沈着ドナーとIgA腎症レシピエント間のIgA1O-グリコシル化の差異【JST・京大機械翻訳】

Difference in IgA1 O-glycosylation between IgA deposition donors and IgA nephropathy recipients
著者 (15件):
資料名:
巻: 508  号:ページ: 1106-1112  発行年: 2019年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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IgA腎症(IgAN)は原発性糸球体腎炎の最も一般的な形態であり,移植後に疾患再発がしばしば起こる。一方,症候性IgA沈着(IgAD)は,供与された腎臓で時々観察される。IgADはIgANに進行しないが,その機序はまだ証明されていない。IgANでは,血清IgAのヒンジ領域(HR)における異常なIgA1 O-グリカン構造が,最も説得力のある重要なメディエーターの一つとして示唆されている。しかし,IgAD患者におけるIgA1 O-グリカン構造についてはほとんど知られていない。ここでは,著者らのコホートにおける生体腎移植ドナーにおけるIgADの罹患率を調査した。IgADは,161人の腎臓移植ドナーの間で21人(13.0%)で観察され,IgANレシピエントと統計学的に有意な血液関係を有していた(それぞれ,血縁者で28.6%,非血縁者で9.8%;p=0.0073)。次に,IgANレシピエント(n=26),IgADドナー(n=17),および非IgADヘルシードナー(n=27)から血清IgAのIgA1 O-グリカン構造をマトリックス支援レーザ脱離イオン化飛行時間型質量分析(MALDI-TOF MS)を用いて評価した。IgANレシピエントのHRにおけるGalNAcとGalの数およびGal/GalNAc比は,IgADおよび非IgAD健常ドナーと比較して有意に低かった。IgANレシピエントにおけるGal/GalNAc比の減少はガラクトース欠損IgA1の比率の増加を意味する。著者らの知る限りでは,これは,MALDI-TOF MSを用いてIgANレシピエントおよびIgADドナーにおけるO-グリカン構造を比較する最初の報告である。IgADはIgAN関連ドナーにおいてより一般的であると結論した。全体として,HRにおけるGalNAcおよびGal含有量の減少は,IgANにおける材料病原性役割を果たすことができた。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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