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J-GLOBAL ID:201902265202054693   整理番号:19A1451983

Nannochloropsis salinaにおけるAtWIR1転写因子の異種発現による脂質生産の増加【JST・京大機械翻訳】

Increased lipid production by heterologous expression of AtWRI1 transcription factor in Nannochloropsis salina
著者 (8件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 231  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7022A  ISSN: 1754-6834  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:微細藻類の遺伝工学は,生物燃料生産のための経済的に実現可能な株を生産するために必要である。現在の努力は個々の代謝遺伝子の操作に焦点を当てているが,結果はバイオ燃料と他の材料の大規模生産に対して十分に安定でなく,かつ/または効率的である。転写因子(TF)は,生体材料の生産を増加させるだけでなく,ストレス耐性を強化するために,微細藻類の工学のための良い代替として出現している。ここでは,植物における脂質生合成の重要な調節因子として知られているArabidopsis(AtWRI1)におけるAP2型TFしわd1を調べ,それを工業的微細藻類,Nannochloropsis salinaに適用した。【結果】著者らは,NsAtWRI1と命名されたN.salinaにおいてAtWRI1TFを異種発現させ,脂質蓄積の重要な調節機能を回復させる努力を行った。安定した統合AtWRI1はRESDA PCRにより確認され,その発現はFLAGタグを用いたウエスタンブロット法により確認された。形質転換体の特性化により,中性及び全脂質含量は,8日目からの正常及びストレス条件下でWTよりもNsAtWRI1形質転換体において大きいことを明らかにした。特に,総脂質含量は,正常および浸透圧ストレス条件下でWTよりNsAtWRI12-3でそれぞれ36.5および44.7%高かった。NsAtWRI12-3のFAME含量もWTと比較して増加した。結果として,NsAtWRI12-3のFAME収率は768mg/L/日に増加し,正常条件下でWTのそれより64%高かった。プロモーター領域におけるAWボックスの存在を検索することによりAtWRI1調節遺伝子の候補を同定し,その中で脂質代謝遺伝子をqRT-PCRによりさらに解析した。全体として,1日目のqRT-PCR結果は,AtWRI1がTAGLとDAGKをダウンレギュレーションし,PPDK,LPL,LPGAT1,およびPDHをアップレギュレーションし,初期増殖期からNsAtWRI1形質転換体の脂質生産を強化した。結論:AtWRI1 TFはN.salinaにおける脂質合成に関与するいくつかの遺伝子を調節し,中性脂質とFAME生産の増強をもたらした。これらの知見は,AtWRI1 TFの異種発現が工業的微細藻類における効率的な生物燃料生産に利用できることを示唆する。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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生物燃料及び廃棄物燃料 
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