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J-GLOBAL ID:201902265402680477   整理番号:19A2860092

走査炭素イオン治療における線量分布測定のためのシンチレータスクリーン【JST・京大機械翻訳】

Scintillator screen for measuring dose distribution in scanned carbon-ion therapy
著者 (13件):
資料名:
巻: 129  ページ: Null  発行年: 2019年 
JST資料番号: H0649A  ISSN: 1350-4487  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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炭素イオン鉛筆ビームの線量分布の正確な測定は,走査炭素イオン治療における治療の安全なデリバリーに必須である。高い空間分解能と小さい補正をもつ炭素イオン鉛筆ビームの線量分布を測定するために,通常のGdベースシンチレータよりも小さい線形エネルギー移動(LET)依存性を示す銀活性化亜鉛硫化物(ZnS)シンチレータを用いた使用が容易で迅速な線量測定ツールを開発した。ZnSシンチレータシートをビーム軸に垂直に設置し,シンチレーション画像を電荷結合素子カメラを用いて記録した。群馬大学重イオン医療センターで290MeV/核子単エネルギー炭素イオン鉛筆ビームを用いた。シンチレータの上に置かれた水タンクの厚さは,測定深さを調整するために遠隔制御された。異なる水深で画像を取得し,画像から深さと側方プロファイルを決定した。結果を従来のGdベースシンチレータと比較した。ZnSシンチレータの深さ-光強度プロファイルはイオン化チャンバーを用いて測定した深さ線量と一致し,Gdベースシンチレータのそれよりも良好であった。この結果は,陽子よりもはるかに高いLETをもつ一次炭素イオンからなる炭素イオン鉛筆ビームを用いた測定に有利であり,より小さい補正が得られた。ZnSシンチレータは良好な出力特性,線量線形性(R2>0.99),及び出力再現性(2%以下の偏差)を示し,中心線量の約1%までダイオードを用いて測定した横線量プロフィルと良く一致した。提案したツールは,入口に加えてBraggピークとテールの深さにおける横方向プロファイルを測定できる。著者らのツールを用いて,高空間分解能と小さい補正を有する炭素イオン鉛筆ビームの線量分布を迅速に測定した。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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放射線検出・検出器  ,  線量計測・計測器 
タイトルに関連する用語 (3件):
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