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J-GLOBAL ID:201902265426985675   整理番号:19A2658968

ポリ(L-乳酸)の結晶化の改善に及ぼす可塑剤添加量の影響

Effects of Loading Amount of Plasticizers on Improved Crystallization of Poly (L-lactic acid)
著者 (6件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: 99-111(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U0723A  ISSN: 2189-7654  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ポリ(L-乳酸)(PLLA)は,再生可能資源(砂糖,炭水化物など)に由来するので,最も一般的に利用されているバイオベースポリマの1つである。PLLAは環境に優しい特性を有するが,完全な熱アニーリング後でさえも最終的に得られる遅い結晶化や不十分な結晶性の様なPLLAの重大な欠陥がある。PLLAの結晶性を改善するために,核形成剤が利用されてきた。典型的な核形成剤は固体状態で機能するが,特殊な可塑剤(有機酸モノグリセリド;OMG)はPLLAの結晶性を部分的に改善できる,と報告した。可塑剤は結晶化の熱力学的駆動力を低下させることによりポリマの結晶化を遅らせると考えられるので,この結果は重要である。PLLA結晶化に対する活性化エネルギーの低下が可塑剤の主な効果である,と推測した。本研究では,PLLAの結晶化は,フタル酸ジオクチル(DOP)の様な一般的な可塑剤を使用しても増強される,ことを確認した。PLLAの結晶化の改善に及ぼす可塑剤添加量の影響を特定するため,時間分解小角および広角X線散乱(SWAXS)および示差走査熱量測定(DSC)の測定を行ない,PLLA/可塑剤試料の等温および非等温結晶化を追跡した。更に,球晶の成長速度と形成される核の数を時間の関数として評価するため,偏光光学顕微鏡(POM)観察を行なった。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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晶析  ,  高分子の結晶構造  ,  ポリエステル,アルキド  ,  可塑剤,軟化剤 
物質索引 (1件):
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