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J-GLOBAL ID：201902265667974418   整理番号：19A1914143

ヘミンのゼロ磁場分裂パラメータに対する圧力効果:圧力下のヘム蛋白質のモデルケース【JST・京大機械翻訳】

Pressure Effect on Zero-Field Splitting Parameter of Hemin: Model Case of Hemoproteins under Pressure

著者 (5件)： Okamoto Tsubasa (Graduate School of Science, Kobe University) ,  Ohmichi Eiji (Graduate School of Science, Kobe University) ,  Saito Yu (Research Facility Center for Science and Technology, Kobe University) ,  Sakurai Takahiro (Research Facility Center for Science and Technology, Kobe University) ,  Ohta Hitoshi (Molecular Photoscience Research Center, Kobe University)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 122  号： 27  ページ： 6880-6887  発行年： 2018年 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らは,圧力下の高周波および高磁場電子常磁性共鳴(HFEPR)を介して,血液蛋白質のモデル複合体であるヘミン(鉄-(III)プロトポルフィリン IX塩化物)のゼロ磁場分裂(ZFS)パラメータの圧力依存性を実験的に研究した。大きなZFSのために,鉄-ポルフィリン錯体の電子構造に及ぼす圧力効果は,EPRを用いてまだ探究されていない。したがって,この効果を,10Tまでの磁場と2GPaまでの圧力下で,80~515GHzの周波数範囲で,新しく開発したサブテラヘルツEPR分光システムを用いて系統的に研究した。圧力印加によるヘミンの共鳴場の系統的シフトを観測し,ZFSパラメータの軸成分が2GPaでD=6.9から7.9cm-1に増加することを見出した。圧力下で蛋白質を研究するために用いられる以前の方法とは対照的に,主に立体配座変化に焦点を合わせて,著者らのHFEPR技術は圧力下で金属イオンの電子構造へのより微視的な洞察を得ることができる。この意味において,著者らの技術は,多様な金属蛋白質の生体機能的活性中心に及ぼす圧力効果を研究するための新しい機会を提供する。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *圧力効果 ,  *ヘムタンパク質 ,  共鳴 ,  *磁場 ,  金属イオン ,  HF【周波数】 ,  複合体 ,  *ゼロ磁場分裂 ,  電子構造 ,  *タンパク質 ,  *ヘミン ,  ESR【磁気共鳴】 ,  配座転移 ,  塩化物
準シソーラス用語： 印加電圧 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 分子構造  (EB03020Y) ,  第3族元素の錯体  (CE01060J) ,  有機化合物のEPR  (BM07024U)

タイトルに関連する用語 (5件)： ヘミン ,  ゼロ磁場分裂 ,  パラメータ ,  圧力効果 ,  ヘム蛋白質