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J-GLOBAL ID：201902265723317128   整理番号：19A0099959

界面制御による構造材料・構造体の高信頼性化-成果報告 複合材料を用いた接着構造の力学的性質に及ぼす被着体表面処理の影響

著者 (2件)： 小熊博幸 (物質・材料研究機構) ,  内藤公喜 (物質・材料研究機構)
資料名： 金属  (Metals Sciece & Technology)
巻： 89  号： 1  ページ： 21-25  発行年： 2019年01月01日 
JST資料番号： F0157A  ISSN： 0368-6337  CODEN： KNZKA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・輸送機器の軽量化に伴い,マルチマテリアル化が促進されている中で異種材料接合技術が注目されているが,本稿では,繊維強化樹脂複合材料(FRP)の接着構造の強度特性に関する研究事例を紹介。
・FRPの代表であるポリプロピレン基ガラス繊維強化樹脂複合材料(GFRP)の重ね合わせ継手を,2液アクリル系接着剤を用いて作製し,引張試験および疲労試験を実施。
・接着部の表面仕上げは,納入まま(アセトン洗浄まま)とサンドブラスト処理とし,表面状態の違いが強度特性に及ぼす影響について検討。
・引張破断荷重は納入まま材の方がサンドブラスト材より高い値を示したが,最大荷重を破断荷重で正規化した疲労寿命は,サンドブラスト材の方が長寿命側に分布。

シソーラス用語： *異種材料接合 ,  繊維強化プラスチック ,  *ガラス繊維強化プラスチック ,  ポリプロピレン ,  接着 ,  接着継手 ,  接着剤 ,  *表面性状 ,  ブラスト洗浄 ,  表面仕上 ,  機械的性質 ,  *疲れ強さ ,  付着強さ ,  重ね継手 ,  破面 ,  破面検査 ,  表面構造
準シソーラス用語： マルチマテリアル化 ,  FRP【プラスチック】 ,  GFRP ,  サンドブラスト ,  界面組織

分類 (2件)： 機械加工,仕上げ一般  (YH04111G) ,  ゴム・プラスチック材料  (HC05030D)

タイトルに関連する用語 (10件)： 界面制御 ,  構造材料 ,  構造体 ,  高信頼性 ,  成果 ,  報告 ,  複合材料 ,  力学的性質 ,  被着体 ,  表面処理