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J-GLOBAL ID:201902266135377462   整理番号:19A1883671

カチオン性くし型共重合体を用いた三重螺旋DNA構造の選択的でロバストな安定化【JST・京大機械翻訳】

Selective and Robust Stabilization of Triplex DNA Structures Using Cationic Comb-type Copolymers
著者 (11件):
資料名:
巻: 121  号: 16  ページ: 4015-4022  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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三本鎖を形成することができるDNA配列は,ゲノム編集技術(例えば,CRISPR/Cas9系,TALEN,ZFN)において注目されているDNA二本鎖切断を誘導する。したがって,三重螺旋DNA構造を安定化する新しい機能的ツールは,さらに興味を引くために研究されなければならない。本研究では,三重鎖DNAの選択的安定化のためのカチオン性櫛型共重合体のユニークな特性を調べた。三本鎖DNAの融解温度(T_m)は,生理的条件(pH7.0)下でポリ(アリルアミン)-グラフト-デキストラン(PAA-g-Dex)の添加により24.5から73.0°C(ΔT_m=48.5°C)に増加したが,PAA-g-Dexは安定化しなかったが,むしろDNA二本鎖を不安定化した。一方,ポリ-(L-リジン)-グラフト-デキストラン(PLL-g-Dex)は,pH7.0で二本鎖および三本鎖構造の両方を安定化した。等温滴定熱量測定(ITC)により評価した熱力学パラメータは,PAA-g-Dexの存在下での分子間三重螺旋形成に対する結合定数(K_a)が25°Cで1.1×10~9M-1であり,PLL-g-Dex(8.6×10~7M-1)の存在下よりも10倍以上大きいことを明らかにした。DNA集合体に対するカチオン性共重合体の安定化活性と選択性は,共重合体の適切な骨格構造を選択することにより,成功裏に制御された。DNA二本鎖を安定化する種々の機能性分子が開発され,生物学的研究に使用されている。しかし,三重螺旋DNAを選択的に安定化するカチオン性高分子はほとんど存在しない。本研究は,PAA-g-Dexが三本鎖DNAの生物学的活性を調節する大きな可能性を有することを示す。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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核酸一般 

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