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J-GLOBAL ID：201902266669652074   整理番号：19A1705926

福島森林土壌環境における放射性セシウムの移動における糸状菌の役割【JST・京大機械翻訳】

Role of filamentous fungi in migration of radioactive cesium in the Fukushima forest soil environment

著者 (9件)： Ohnuki Toshihiko (Advanced Science Research Center, Japan Atomic Energy Agency, 2-4, Shirakata, Tokai, Ibaraki 319-1195, Japan) ,  Sakamoto Fuminori ,  Kozai Naofumi ,  Nanba Kenji ,  Neda Hitoshi ,  Sasaki Yoshito ,  Niizato Tadafumi ,  Watanabe Naoko ,  Kozaki Tamotsu
資料名： Environmental Science: Processes & Impacts  (Environmental Science: Processes & Impacts)
巻： 21  号： 7  ページ： 1164-1173  発行年： 2019年 
JST資料番号： W1160A  ISSN： 2050-7887  CODEN： ESPICZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 福島原子力発電所事故後に堆積した放射性Csの運命とその関連する放射線学的影響は,表面土壌から森林生態系への移動度に大きく依存する。著者らは,日本のイイタートの森林における野生菌類の果実体における放射性Csの蓄積を測定した。野生菌類の土壌から果実体への放射性Csの移動係数(TF)は10~-2と10~2の間にあり,チェルノブイリ事故後のヨーロッパで収集された果実体および核爆弾試験フォールアウトによって汚染された日本の一部と類似していた。栄養素と137Csを含む寒天培地上で増殖した704株の菌類菌糸と野生キノコのTFの比較は,野生キノコのTFが低いことを示した。無機ゼオライト,バーミキュライト,フロゴナイト,スメクタイト,またはイライトを寒天培地に1.0%添加した後,TFは0.1以下であった。これらの結果は,ミネラルの存在が寒天培地上で増殖した菌類によるCs取り込みを減少させることを示しており,無機物が培地中に存在する場合でも,糸状真菌は依然として放射性Csを蓄積する。Copyright 2019 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： セシウム137 ,  *福島県 ,  スメクタイト ,  爆弾 ,  きのこ ,  バーミキュライト ,  フォールアウト ,  無機質 ,  *森林土 ,  *セシウム ,  イライト ,  ヨーロッパ ,  栄養素 ,  寒天培地 ,  菌類 ,  微生物
準シソーラス用語： 真菌類 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (6件)： 福島 ,  森林 ,  土壌環境 ,  放射性セシウム ,  糸状菌 ,  役割