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J-GLOBAL ID：201902267695425699   整理番号：19A0953626

携帯電話の位置情報集計データを用いた目的別時間帯別OD交通量の推定

ANALYSIS ON DAY-TO-DAY VARIABILITY OF TIME-DEPENDENT ORIGIN-DESTINATION MATRICES BY TRIP PURPOSE WITH AGGREGATED MOBILE PHONE LOCATION DATA

著者 (3件)： 坂匠 (名古屋大学大学院 工学研究科) ,  山本俊行 (名古屋大学 未来材料・システム研究所) ,  薄井智貴 (名古屋大学大学院 経済学研究科)
資料名： 土木学会論文集 D3(土木計画学)(Web)  (土木計画学研究・論文集(Web))
巻： 74  号： 5  ページ： I_1081-I_1090(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0202A  ISSN： 2185-6540  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： パーソントリップ(PT)調査は,実施が10年に1度と,データ利用時には調査時点とは状況が大幅に異なってしまう可能性がある.一方で,携帯電話の普及と共に,端末に搭載されたGPS機能を用いたリアルタイムなデータ取得技術が発展してきたが,個人情報保護の観点から交通手段や目的,個人属性等が不明であることが問題点として挙げられる.本研究では,お互いの欠点を補うため,両データを融合し,リアルタイムに交通需要を予測する手法の開発を目的とする.本稿では1日の人々の移動を表したPTデータと携帯電話GPSをベースとした滞留人口データを,エントロピー最大化手法によりデータ融合し,より精度の高い交通情報データを生成するモデルを構築した.構築したモデルは,PTデータのみによるOD交通量と比較することで提案手法の有用性を検証した.(著者抄録)

シソーラス用語： 需要予測 ,  交通需要 ,  パーソントリップ調査 ,  *携帯電話 ,  *時間 ,  *位置情報 ,  *交通量 ,  保護 ,  データ融合 ,  技術 ,  データ収集 ,  データ ,  *起終点調査 ,  *目標設定 ,  範囲 ,  交通情報 ,  GPS ,  最大値 ,  エントロピー ,  交通需要予測 ,  OD交通量 ,  プライバシー保護 ,  調査
準シソーラス用語： GPS機能 ,  リアルタイム ,  データ取得技術 ,  集計データ ,  目的別OD交通量 ,  時間帯別OD交通量 ,  個人情報保護 ,  PTデータ ,  携帯電話GPS ,  滞留人口データ ,  エントロピー最大化手法 ,  交通情報データ

著者キーワード (5件)： OD flow ,  person trip survey ,  GPS location data ,  MEM ,  travel behavior

分類 (2件)： 交通調査  (TB01031B) ,  電話  (ND11030P)

引用文献 (20件)：

• 1) 総務省:情報通信統計データベース,http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/index.html (アクセス日2018.02.10)
• 2) 佐藤貴大,円山琢也:カーネル密度推定法を応用したスマホ型回遊調査データの時空間分析,都市計画論文集,Vol. 51, No. 2, pp. 192-199, 2016.
• 3) 株式会社ゼンリンデータコム:混雑統計©,https://www.zenrin-datacom.net/business/congestion/ (アクセス日2018.07.10)
• 4) 金森亮,森川高行,山本俊行,三輪富生:総合交通戦略の策定に向けた統合型交通需要予測モデルの開発,土木学会論文集D, Vol. 65, No. 4, pp. 503-518, 2009.
• 5) 西隆太,桝井正将,谷下雅美,鹿島茂:OD交通量の修正に用いる断面交通量の観測が推計精度に与える影響の分析,第57回土木学会年次学術講演概要集第IV部,pp. 717-718, 2002.

タイトルに関連する用語 (6件)： 携帯電話 ,  位置情報 ,  集計 ,  時間帯 ,  OD交通量 ,  推定