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J-GLOBAL ID:201902267922625112   整理番号:19A2863868

ヒト肝細胞L02細胞との共培養によるヒト尿由来幹細胞の肝細胞様細胞への分化誘導【JST・京大機械翻訳】

Inducing differentiation of human urine-derived stem cells into hepatocyte-like cells by coculturing with human hepatocyte L02 cells
著者 (4件):
資料名:
巻: 121  号:ページ: 566-573  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0326B  ISSN: 0730-2312  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:in vitroでヒト肝細胞L02細胞と共培養することにより,ヒト尿由来幹細胞(hUSCs)の肝細胞様細胞への分化誘導の可能性を検討した。【方法】:HUSCsを,遠心分離によって健常成人ボランティアから採取した新鮮尿サンプルから分離した。細胞を倒立位相差顕微鏡下で観察し,増殖活性を3-(4,5-ジメチルチアゾール-2-イル)-2,5-ジフェニルテトラゾールイウムブロミド分析により測定した。幹細胞表面マーカーをフローサイトメトリーにより検出した。HUSCsはヒト肝細胞L02細胞と共培養することにより肝細胞様細胞に分化し,細胞形態,アルブミン(ALB)のメッセンジャーRNA発現,αフェトプロテイン(AFP)および肝細胞チトクロームP450(CYP450)を共培養後5,10および15日目に定量的逆転写ポリメラーゼ連鎖反応およびグリコーゲン染色キットにより検出した。【結果】尿からのHUSCsを首尾よく分離し,in vitroで培養した。継代3において,hUSCsの成長曲線は,良好な増殖活性を有するS型であった。間充織幹細胞表面マーカーCD44とCD90は,フローサイトメトリーによって陽性に検出された。内皮細胞に対するCD31および造血幹細胞マーカーに対するCD34は検出されなかった。HUSCsは,ヒト肝細胞L02細胞を10~15日間共培養すると,ALBおよびいくつかのCYP450のようないくつかの肝細胞特異的遺伝子のより高い発現,AFPのより低い発現および陽性グリコーゲン発現(P<0.05)を含む肝細胞の細胞形態および機能を獲得した。結論:HUSCsは,ヒト肝細胞L02細胞との共培養により,肝細胞様細胞への分化を誘導することができる。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発生と分化  ,  肝臓 

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