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J-GLOBAL ID：201902268410664673   整理番号：19A2840431

淡路島沿岸砂浜の粒径・形状と液状化特性の空間的特徴

A RELATIONSHIP BETWEEN GRAIN SIZE CHARACTERISTICS AND LIQUEFACTION DEGREE ON AWAJI ISLAND COASTAL SAND BEACH

著者 (3件)： 荻野泰志 (神戸市立工業高等専門学校専攻科 都市工学専攻) ,  宇野宏司 (神戸市立工業高等専門学校 都市工学科) ,  柿木哲哉 (神戸市立工業高等専門学校 都市工学科)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 75  号： 2  ページ： I_731-I_736(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,淡路島の沿岸部では南海地震の発生に伴う被災が懸念されている.このような大規模地震が到来した場合,既存する海岸構造物は砂浜の液状化により沈下,倒壊し,海岸の保全機能が果たせなくなる可能性が予測される.また,その機能発現は短期的な潮位変動と長期的な海水準変動によって常に変化する間隙状態や砂浜の物理特性によっても大きく影響を受けることが予測される.本研究では,淡路島沿岸砂浜の粒径・形状の特性を把握するために画像解析を行い,淡路島沿岸に点在する砂浜の粒度特性の分布的特徴については,大阪湾の砂浜に比較的大きい粒子の砂が存在し,どの砂浜も同等な形状を示すことがわかった.また,振動台実験により液状化特性を算定することで,淡路島沿岸砂浜の液状化特性の空間的特徴について,紀伊水道の砂浜が液状化しやすい傾向にあることがわかった.(著者抄録)

シソーラス用語： *淡路島 ,  兵庫県 ,  *沿岸 ,  沿岸帯 ,  *海浜 ,  プレート間地震 ,  大地震 ,  *液状化 ,  特性 ,  空間 ,  構造物 ,  *粒径 ,  *形態 ,  振動台試験 ,  海域 ,  機能 ,  保全 ,  画像分析 ,  曲線
準シソーラス用語： 液状化特性 ,  海岸構造物 ,  紀伊水道 ,  空間的特徴 ,  砂浜 ,  大規模地震 ,  南海地震 ,  保全機能 ,  粒径加積曲線

著者キーワード (5件)： sandy beach ,  earthquakes ,  image analysis ,  liquefaction ,  shaking table experiment

分類 (2件)： 海岸工学  (RC13000X) ,  自然災害  (RA02030M)

引用文献 (11件)：

• 1) 國生剛治:液状化現象,巨大地震を読み解くキーワード,株式会社山海堂,pp. 208-214,2005.
• 2) 環境省_生態系を活用した防災・減災に関する考え方,環境省 自然環境局自然環境計画課生物多様性地球戦略企画,63p,2016.
• 3) 松島肇:グリーンインフラとしての海岸砂丘系,グリーンインフラ研究会編:決定版!グリーンインフラ,日経BP社,pp. 294-303,2017.
• 4) 兵庫県/地域紹介(https://web.pref.hyogo.lg.jp/awk01/awaji/intro.html )2019.02.15閲覧
• 5) 兵庫県,淡路沿岸海岸保全基本計画(変更)(https://web.pref.hyogo.lg.jp/ks17/documents/awajihonpen.pdf)2019.05.13閲覧

タイトルに関連する用語 (5件)： 淡路島 ,  沿岸 ,  砂浜 ,  粒径 ,  液状化