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J-GLOBAL ID：201902268697327255   整理番号：19A1655974

日本,北海道,有u火山における壊滅的セクター崩壊 軟弱地層上に構築された若い堆積物の破壊【JST・京大機械翻訳】

Catastrophic sector collapse at Usu volcano, Hokkaido, Japan: failure of a young edifice built on soft substratum

著者 (3件)： Goto Yoshihiko (Muroran Institute of Technology, Muroran, Hokkaido, Japan) ,  Danhara Tohru (Kyoto Fission-Track, Kyoto, Japan) ,  Tomiya Akihiko (Geological Survey of Japan, National Institute of Advanced Industrial Science and Technology, Tsukuba, Japan)
資料名： Bulletin of Volcanology  (Bulletin of Volcanology)
巻： 81  号： 6  ページ： 1-24  発行年： 2019年 
JST資料番号： W4128A  ISSN： 1432-0819  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 壊滅的なセクター崩壊は,火山の成長史の間に起こる破壊的な火山過程である。個々の火山におけるセクター崩壊のタイミングと因果メカニズムを理解することは,長期の火山進化と関連する危険性を評価するために不可欠である。本論文では,詳細な現地地質調査に基づいて,日本のUsu火山における岩屑雪崩堆積物の岩相,テフラ層序,および放射性炭素年代測定について述べ,軟弱地層の隆起が,若い火山性edificの不安定化に重要な役割を果たしていることを提案した。Usuは第四紀玄武岩質で,山頂にamphiータを持つ安山岩質の成層火山である。火山の基盤は周辺地域に比べて300~400m上昇していた。デブリ雪崩堆積物は容積が>0.3km~3で,良く保存されたハンモッキー地形を示す。ハンモックは,成層火山から得られた安山岩ブロックと,成層火山の基盤に由来する非溶接火砕流と河川堆積物から構成されている。岩屑堆積物からの木炭試料のテフラ層序と放射性炭素年代測定は,セクター崩壊が~16kaで起こったことを示す。以前の地質年代データと組み合わせたセクター崩壊の年代は,以下のようにUsuの噴火史の再構築を可能にする。(1)18~19kaにおける安山岩爆発噴火,(2)18~16kaの間の成層火山成長,(3)~15,000年にわたる火山活動における火山活動,(5)AD1663における流紋岩質プリニアン噴火,(6)AD1663以降のデイサイト形成噴火。この噴火史は,セクタ崩壊の時期が知られている他の火山におけるよりもはるかに早く,セクター崩壊が約3000年以内に起こったことを示している。このような若い火山性岩脈のセクター崩壊は,柔らかい地層のドーム状隆起/傾斜(強制しゅう曲),軟弱地層上の火山性隆起の過負荷,地層を深く切断するNE-SW走向断層系,及び地震と関連地震内のマグマ貫入の組合せにより引き起こされたと推論した。Usuは,柔らかい地層の隆起によって特徴付けられるedific不安定性の優れた例を提供する。セクター崩壊の因果メカニズムの新しい見解は,第四紀火山の危険性評価のための貴重な情報を提供する。Copyright 2019 International Association of Volcanology & Chemistry of the Earth’s Interior Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *北海道 ,  地震 ,  第四紀 ,  地質年代 ,  火砕流 ,  成層火山 ,  安山岩 ,  土石流 ,  流紋岩 ,  デイサイト ,  *地層 ,  *火山 ,  火山層序 ,  噴火活動 ,  玄武岩

著者キーワード (5件)： セクター崩壊 ,  デブリなだれ ,  柔らかい地層 ,  EDIFICE不安定性 ,  USU火山

分類 (1件)： 火山地質学一般  (DE07070L)

タイトルに関連する用語 (9件)： 日本 ,  北海道 ,  火山 ,  セクター ,  崩壊 ,  軟弱地 ,  構築 ,  堆積物 ,  破壊