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J-GLOBAL ID：201902268975209187   整理番号：19A0530446

実験室地震の伝搬前線における破壊特性のロバスト推定【JST・京大機械翻訳】

Robust Estimation of Rupture Properties at Propagating Front of Laboratory Earthquakes

著者 (3件)： Xu Shiqing (National Research Institute for Earth Science and Disaster Resilience, Tsukuba, Japan) ,  Fukuyama Eiichi (National Research Institute for Earth Science and Disaster Resilience, Tsukuba, Japan) ,  Yamashita Futoshi (National Research Institute for Earth Science and Disaster Resilience, Tsukuba, Japan)
資料名： Journal of Geophysical Research: Solid Earth  (Journal of Geophysical Research: Solid Earth)
巻： 124  号： 1  ページ： 766-787  発行年： 2019年 
JST資料番号： W2388A  ISSN： 2169-9313  CODEN： JGREA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 断層界面に沿った地震破壊伝搬は,支配的な摩擦則に依存する。実験室で行われた測定に基づいて種々の摩擦則が提案されているが,それらの測定が真の破壊特性をどの程度捉えているかに関して不確実性が残っている。実験室地震を数値的にシミュレートされた破壊と比較することによって,破壊前線内部のある特性は,破壊前線帯(Lorentz収縮)の収縮サイズによって引き起こされた分解能の欠如のために,実世界での直接測定に必ずしもアクセスできないことを見出した。その代わりに,実験室地震の破壊特性をロバストに推定するための間接的方法を提案した。これは,破壊前線の軌跡と数値合成を用いて詳細な歪波形形状の両方を同時に当てはめることによっている。現在のデータ分解能の下で,滑り弱化摩擦モデルに基づいて,著者らの方法は,破壊エネルギーに関する規則的制約に加えて,滑り弱化距離に関する上限制約を提供することができた。26の実験室地震に対するこの新しい方法の適用は,破壊特性(指向性,伝播速度,破壊エネルギー,および摩擦強度)が地震サイクルにわたって変動することを示している。事後調査により,著者らの直接測定は破壊前線の外側の変形特徴を大きく反映することを示唆した。破断面内の直接測定の実行可能性に関する同じ問題が他の研究に存在する可能性があるので,著者らの研究は以前に導いた摩擦則の精度を質問し,測定位置と分解能を較正する必要性を扱い,推定破壊特性の自己整合性を調べる手段を提供した。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 分解能 ,  モデリング ,  *ロバスト性 ,  *地震 ,  不確実性 ,  界面 ,  破壊エネルギー ,  破面 ,  軌跡 ,  自己整合 ,  指向性
準シソーラス用語： 伝搬速度 ,  直接測定 ,  破壊伝搬 ,  *破壊特性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 実験室地震 ,  破壊動力学 ,  震源特性 ,  断層摩擦 ,  観測とモデリング

分類 (1件)： 地球内部物理学一般  (DC03010P)

タイトルに関連する用語 (6件)： 実験室 ,  地震 ,  伝搬 ,  前線 ,  破壊特性 ,  ロバスト推定