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J-GLOBAL ID:201902269207535946   整理番号:19A1599644

日本の超富栄養化八津干潟の潮間帯堆積物におけるAnammoxと脱窒【JST・京大機械翻訳】

Anammox and Denitrification in the Intertidal Sediment of the Hypereutrophic Yatsu Tidal Flat, Japan
著者 (5件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 665-674  発行年: 2019年 
JST資料番号: W4328A  ISSN: 1559-2723  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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潮間帯生態系における利用可能な窒素負荷の増加は富栄養化と大型藻類ブルームを引き起こす。脱窒と嫌気性アンモニウム酸化(ananammox)は生物学的に利用可能な窒素の除去をもたらすが,潮間帯堆積物におけるこれを調べた研究はほとんどない。2015年9月と2016年11月における堆積物Anammoxと脱窒速度を,日本東部の高栄養性Yatsu干潟における大型藻類の有無にかかわらず,2地点で15Nトレーサ法を用いて測定した。両サイトにおいて,AnammoxによるN_2生産の速度は,脱窒によるそれと比較して一貫して低く,全N_2生産の<7%を占めた。流加培養実験において,Anammox速度は3か月後に表面堆積物で増加した。しかし,窒素除去へのAnammoxの寄与は脱窒のそれを超えておらず,脱窒が無機窒素のN_2への変換の主要な経路であり,AnammoxがYatsu干潟における窒素除去において制限された役割を果たすことを示唆した。アセチレンブロック法を用いて2012年8月から2017年1月まで測定された脱窒活性は,大型藻類を有する堆積物の方が無いものより高かった。多重線形回帰分析により,大型藻類による堆積物中の脱窒は窒素基質により制限され,窒素に対する大型藻類との競合による可能性があることを明らかにした。大型藻類被覆の下での温度とH_2S生産もまた,脱窒に影響を及ぼす可能性がある。比較すると,有機炭素含有量は大型藻類のない堆積物における従属栄養脱窒を調節する重要な因子であった。これらの知見は,大型藻類の発生が潮間帯生態系における脱窒の進行を変化させることを示唆する。Copyright 2019 Coastal and Estuarine Research Federation Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
自然地理学  ,  海岸工学 

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