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J-GLOBAL ID：201902269660401134   整理番号：19A0000912

大規模国際スポーツイベントへの危機対応支援システムの適用-第8回札幌アジア冬季競技大会における「KADAN」の活用-

著者 (6件)： 小阪尚子 (NTT セキュアプラットフォーム研) ,  小山晃 (NTT セキュアプラットフォーム研) ,  倉恒子 (NTT セキュアプラットフォーム研) ,  吉田芳浩 (NTT セキュアプラットフォーム研) ,  岸晃司 (NTT セキュアプラットフォーム研) ,  前田裕二 (NTT セキュアプラットフォーム研)
資料名： 電子情報通信学会論文誌 D(Web)
巻： J101-D  号： 10  ページ： 1405-1413 (WEB ONLY)  発行年： 2018年10月01日 
JST資料番号： U0473A  ISSN： 1881-0225  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大規模な国際スポーツイベントでは様々なリスクが想定される。大会を円滑・安全に運営するためには,各組織間の情報共有と連携が不可欠である。これまでに自然災害やサイバー攻撃等の複合リスクに対する危機対応を支援するシステム「KADAN」の研究開発を進めてきた。本論文では,2017年2月に開催された第8回札幌アジア冬季競技大会で本システムの適用可能性を評価した結果を報告する。事前準備として,体制の構築,標準的な運用フローの策定,危機対応の訓練を実施した上で,会期中に本システムを運用して各組織間でやり取りされた報告や連絡の分析,大会後のユーザ評価により,本システムの有効性が確認できた。(著者抄録)

シソーラス用語： 計算機利用システム ,  *支援プログラム ,  行為 ,  自然災害 ,  *リスク管理 ,  制御 ,  ISO規格 ,  計算機システム運用管理 ,  情報システム ,  サイバー攻撃
準シソーラス用語： 支援システム ,  *危機対応支援システム ,  *危機管理 ,  リスクコントロール ,  ISO22320 ,  KADAN

分類 (3件)： その他の情報処理  (JE15050M) ,  安全管理  (KB06000D) ,  災害・防災一般  (RA02010Q)

引用文献 (15件)：

• NISC サイバーセキュリティ戦略本部,“重要インフラの情報セキュリティ対策に係る第4 次行動計画,” https://www.nisc.go.jp/active/infra/pdf/infra rt4.pdf, (2017/6/21参照).
• ISO20121:2012, “Event sustainability management systems - Requirements with guidance for use,” http://www.iso.org/iso/home/store/catalogue tc/catalogue detail.htm?csnumber=54552, (2017/6/21参照).
• 伊藤哲朗,“大規模スポーツイベントにおける危機管理上の課題:2020年東京オリンピック・パラリンピック大会を中心に,” 特集安全・安心・強靭な社会を実現するための課題とOR,オペレーションズ・リサーチ,vol.61, no.4, pp.201-209, April 2016.
• R.S.F. Costa, T.C. Fontainha, A. Leiras, H.T.Y. Yoshizaki, P. Goncalves, and A.B.P. Filho, “IT infrastructure at the Rio de Janeiro City Operations Center -the case of 2016 Olympic and Paralympic Games,” Proc. 14th ISCRAM Conference, pp.739-750, 2017.
• 林春男,危機対応標準化研究会,“世界に通じる危機対応,” 日本規格協会(2014).

タイトルに関連する用語 (9件)： 大規模 ,  スポーツ ,  イベント ,  支援システム ,  札幌 ,  アジア ,  冬季 ,  競技 ,  活用