抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
DNAナノテクノロジーでは外部からの信号で制御することにより,目的の構造を生成できるようなシステムを構築することが求められている。本論文では,このようなシステムが構築可能か探るために,DNA構造生成システムを数理モデル化し,その生成能力を調べる。DNAナノ構造の生成と形式文法の導出には対応関係があることが知られている。また,一般に化学反応の詳細を予測するのは困難である。そこで,DNA構造生成システムを未知の振る舞いを持つ形式文法(FGUB)とその制御システムとして定式化する。また,物理的な実装を考慮し,制御システムに単調性という制約を設ける。システムの振る舞いが未知だとしても,目的の文字列のみを出力するような単調な制御システムを構成することができることを示す。(著者抄録)