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J-GLOBAL ID：201902269800761695   整理番号：19A1474266

NaCl処理がクロマツ実生に形成されたCenococcum geophilum菌根の細胞外酵素活性に及ぼす影響

著者 (4件)： 山口郷彬 (三重大 大学院) ,  谷川東子 (森林総合研) ,  小長谷啓介 (森林総合研) ,  松田陽介 (三重大 大学院)
資料名： 中部森林研究  (Chubu Forestry Research)
号： 67  ページ： 51-52  発行年： 2019年05月13日 
JST資料番号： L2363A  ISSN： 1342-971X  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 塩ストレスの負荷が,樹木の栄養吸収を担う菌根の栄養獲得機能に及ぼす影響を明らかにするため,NaCl添加後のクロマツ実生に形成されたCenococcum geophilum菌根の細胞外酵素活性を調べた。クロマツ無菌実生に本菌を接種して20ヶ月育苗した後に,0mMか200mM NaCl水溶液を3週間添加した後,葉のクロロフィル蛍光と,C.geophilum菌根から滲出する8種類の細胞外酵素活性を測定した。その結果,200mM NaCl区のクロロフィル蛍光は0mM NaCl区より有意に低く,細胞外酵素活性はリン獲得に関わる酵素で減少傾向,炭素獲得に関わる酵素では増加傾向にあった。以上より,C.geophilumはクロマツの光合成機能の低下に対して,栄養獲得機能を変化させると推察された。(著者抄録)

シソーラス用語： *クロマツ ,  *土壌菌類 ,  実生 ,  塩化ナトリウム ,  *菌根 ,  酵素活性度 ,  接種 ,  葉 ,  蛍光 ,  耐塩性 ,  実験用器具 ,  ストレス ,  養分吸収 ,  *Cenococcum geophilum ,  細胞外酵素活性度 ,  クロロフィル蛍光 ,  塩分ストレス ,  マイクロプレート ,  *根 ,  *植物器官 ,  *根系
準シソーラス用語： マイクロプレート法

分類 (3件)： 森林植物学  (FF02020E) ,  土壌生物  (FB04050N) ,  異種生物間相互作用  (EE01050A)

タイトルに関連する用語 (5件)： NaCl ,  クロマツ ,  実生 ,  菌根 ,  細胞外酵素活性