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J-GLOBAL ID：201902269873367994   整理番号：19A2641655

表面河川プルームと鉛直水交換に及ぼす高河川流量による懸濁堆積物の影響に関するシミュレーション研究【JST・京大機械翻訳】

A simulation study on effects of suspended sediment through high riverine discharge on surface river plume and vertical water exchange

著者 (6件)： Hoshiba Yasuhiro (Atmosphere and Ocean Research Institute, The University of Tokyo, 5-1-5, Kashiwanoha, Kashiwa-shi, Chiba, 277-8564, Japan) ,  Matsumura Yoshimasa (Atmosphere and Ocean Research Institute, The University of Tokyo, 5-1-5, Kashiwanoha, Kashiwa-shi, Chiba, 277-8564, Japan) ,  Hasumi Hiroyasu (Atmosphere and Ocean Research Institute, The University of Tokyo, 5-1-5, Kashiwanoha, Kashiwa-shi, Chiba, 277-8564, Japan) ,  Itoh Sachihiko (Atmosphere and Ocean Research Institute, The University of Tokyo, 5-1-5, Kashiwanoha, Kashiwa-shi, Chiba, 277-8564, Japan) ,  Nakada Satoshi (National Institute for Environmental Studies, 16-2, Onogawa, Tsukuba-shi, Ibaraki, 305-8506, Japan) ,  Suzuki Keita W. (Field Science Education and Research Center, Kyoto University, Nagahama, Maizuru-shi, Kyoto, 625-0086, Japan)
資料名： Estuarine, Coastal and Shelf Science  (Estuarine, Coastal and Shelf Science)
巻： 228  ページ： Null  発行年： 2019年 
JST資料番号： D0656A  ISSN： 0272-7714  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 河川は淡水と懸濁堆積物(SSM)を陸上から沿岸海に輸送する。淡水影響(ROFIs)の地域と呼ばれる沿岸海では,SSMは受動的に輸送されるだけでなく,多くのSSMが海に供給されるとき,特に洪水イベントにおける環境水の密度を変化させ,物理的特性に影響する。ROFIsにおける物理的場に及ぼすSSMの影響は重要であるが,河川プルームや河口循環の動力学のような相互作用的物理過程は,低密度プルーム(すなわち河川堆積物淡水は海水より高密度ではない)についてはほとんど研究されていない。SSMの相互作用効果を定量的に推定するために,著者らは,SSMを表し,周囲水の密度と浮力に影響を及ぼすラグランジアン粒子を有する非静水圧海洋モデルを用いた。2つの実験設定を用いた。(1)2013年9月の洪水の下での日本のTango湾の現実的なシミュレーション,および(2)開湾ROFIのための理想化されたシミュレーション。前者は,シミュレーションが実際のイベントをある程度再現できるかどうかを評価するために行った。現実的シミュレーションは,SSM粒子サイズや組成のようなパラメータの選択が洪水イベントの沿岸シミュレーションに重要であることを示した。後者は基本物理を理解し,SSMの河川フラックス,組成,粒子サイズに対する物理過程の定量的感度を研究するために行った。理想化されたシミュレーションは,大量の河川SSMが以下の過程を通してROFIsにおける物理的な場に影響を及ぼすことを実証した。1)沿岸と沖合の水の間の水平密度差は,見かけの密度が河川のSSMにより河口近くに増加すると減少し,2)鉛直循環の強度は水平密度差の減少により弱くなり,3)表面と表面下層の間の鉛直水交換は減少する。本研究の制御事例におけるプロセスは,河川プルーム中の表面淡水の相対量を全河川淡水入力の0.8%増加させた。SSMフラックスのパラメータを河川,SSM組成,SSM粒子直径に変化させることによる感度実験は,その割合が2%まで上げられることを示している。一方,上記のプロセスは,小粒子サイズの極端な場合と,ホモピクナル(すなわち,河川堆積物-淡水と環境海水の間の類似の密度)と高密度(すなわち河川堆積物-淡水混合物の密度が大気海水を超える)プルームに適用されない。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ラグランジアン ,  粒径 ,  浮力 ,  海洋 ,  河口 ,  *懸濁液 ,  相互作用 ,  *プルーム ,  *シミュレーション ,  洪水 ,  粒度 ,  淡水 ,  *河川 ,  海水 ,  沿岸

著者キーワード (6件)： 3Dシミュレーション ,  洪水事象 ,  SSM ,  物理プロセスに対するSSMの対話型効果 ,  低密度プルーム ,  タンゴ湾日本

分類 (3件)： 水圏・生物圏の地球化学  (DD01030A) ,  堆積学一般  (DE05010J) ,  水質調査測定一般  (SB02060X)

タイトルに関連する用語 (8件)： 河川プルーム ,  鉛直 ,  水交換 ,  河川流量 ,  懸濁 ,  堆積物 ,  シミュレーション ,  研究