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J-GLOBAL ID：201902269961211083   整理番号：19A0953789

曲率線情報に基づく造船プレス加工支援システムに関する研究

Press Working Guidance System for Sheet Metal Forming in Shipbuilding Based on Geometric Lines of Curvature

著者 (3件)： 松尾宏平 (国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所) ,  藤本修平 (国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所) ,  島田道男 (国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所)
資料名： 日本船舶海洋工学会論文集  (Journal of the Japan Society of Naval Architects and Ocean Engineers)
巻： 28  ページ： 189-201(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： G0242B  ISSN： 1880-3717  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 造船における板金成形作業を改善するために,本論文はプレス加工に焦点を合わせて,幾何理論に基づくプレス加工のための詳細な支援情報を出力するシステムに関する研究開発を紹介する。このシステムは鋼板上にプレス加工指示線とプレス加工後の理想的な目標形状を出力する。これにより,従来のプレス機械を用いて指示線に従って作業者は進行できる。本論文では,本提案のアルゴリズムの妥当性を数値シミュレーションで確認する。本論文は7章からなる。第1章では,本論文の構成だけでなく本研究の背景と目的を説明するための紹介である。第2章では,特にプレス加工に関する造船における板金成形作業,特にプレス加工に関する関連作業をレビューする。第3章は曲率線の理論を概説する。第4章と第5章は本論文の主要な主題である。第4章では,曲率線に基づいてプレス加工の正確な指示線を見出すアルゴリズムを述べる。第5章では,上記のアルゴリズムを実行するシステムの開発を紹介する。第6章では,FE法によるプレス加工のシミュレーションを行い,本提案の方法の妥当性を確認する。第7章は本論文の総括である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *造船 ,  *プレス加工 ,  板金加工 ,  シミュレーション ,  鋼板 ,  *曲げ加工 ,  プレス ,  曲率 ,  幾何学 ,  外板 ,  アルゴリズム ,  展開 ,  曲線 ,  高次処理 ,  数値シミュレーション
準シソーラス用語： 板金成形 ,  カーブ展開 ,  曲率線展開法 ,  高度化

分類 (2件)： プレス加工  (WC04050H) ,  造船,修理  (QJ06010S)

引用文献 (22件)：

• 1) 松尾,松岡 : 船舶の曲り外板製造を支援する新しい外板展開システムの開発,日本機会学会論文集C 編,76巻771 号, pp.2797-2802, 2010.
• 2) K. Matsuo, S.Fujimoto : Development and Practical Introduction of a Support System for a Cold Bending Work in Shipyard, The 12th International Symposium on Practical Design of Ships and Other Floating Structures (PRADS 2013), 2013.
• 3) 北野広雄 : 鋼板曲げ加工用万能調整式プレス機械の研究, 京都大学学位論文, 1961 年.
• 4) 西岡他 : ユニバーサル多点プレス法による船体外板曲げ作業の自動化に関する研究 ( 第1 報 : 基礎的研究), 日本造船学会論文集第132 号, pp.481-501, 1972.
• 5) 西岡他 : ユニバーサル多点プレス法による船体外板曲げ作業の自動化に関する研究 ( 第2 報:実用化研究), 日本造船学会論文集第133 号, pp.291-305, 1973.

タイトルに関連する用語 (4件)： 造船 ,  プレス加工 ,  支援システム ,  研究