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J-GLOBAL ID:201902271179881551   整理番号:19A0713849

免疫チェックポイント阻害剤(ニボルマブ)関連腎臓損傷と急性尿細管間質性腎炎を引き起こすために知られた付随する薬物の認識の重要性:症例報告【JST・京大機械翻訳】

Immune checkpoint inhibitor (nivolumab)-associated kidney injury and the importance of recognizing concomitant medications known to cause acute tubulointerstitial nephritis: a case report
著者 (8件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 48  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7437A  ISSN: 1471-2369  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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急性尿細管間質性腎炎(ATIN)は,免疫チェックポイント阻害剤(抗PD-1および抗CTLA-4)の使用に関連する腎臓損傷の重要な症状としてますます認識されている。正確な病態生理学は不明のままであるが,コルチコステロイドは管理の主なものである。抗PD-1抗体ニボルDmabによる治療中に腎臓損傷を発症したステージIV非小細胞肺癌の67歳男性について述べた。腎生検は,肉芽腫形成なしでATINを示した。それらの作用機序を考慮すると,免疫チェックポイント阻害剤は,長期にわたって安全に使用されている随伴薬物に対する免疫学的耐性を変えることができる。ニボルDmab治療開始前の4年以上にわたり,患者は薬物誘発性ATINを引き起こすことが知られているプロトンポンプ阻害剤ランソプラゾールを受けており,腎臓損傷を含む有意な有害事象はなかった。3日目の腎機能の急速な改善(クレアチニンは2.74から1.82mg/dlへ減少)を示した。その後,500mgの静脈内メチルプレドニゾロンを3日間投与し,その後1mg/kg/日の経口プレドニソロンを投与し,患者のクレアチニンレベルは最終的に約1.7mg/dlに安定化した。ランソプラゾールに対する薬剤誘発リンパ球刺激試験(DLST)は陽性であった。中止後の腎機能の急速な改善とDLST陽性は,ランソプラゾールがニボルDmab療法中のATINの発生に寄与したことを示す。時間経過を考慮すると,ニvoluはこの患者におけるランソプラゾールに対する持続的な免疫学的耐性を変化させると考えられる。著者らの知る限り,これは免疫チェックポイント阻害剤の開始前に安全に使用された薬物に対するDLST陽性の最初の症例報告である。コルチコステロイド療法は推奨されているが,特にATINを誘導することが知られている併用薬の認識と中止は,抗PD-1療法に関連する腎臓損傷の管理に必要である。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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泌尿生殖器の疾患 
引用文献 (23件):
  • N Engl J Med; Pembrolizumab for the treatment of non-small-cell lung cancer; EB Garon, NA Rizvi, R Hui; 372; 2015; 2018-2028; 10.1056/NEJMoa1501824; citation_id=CR1
  • Am J Nephrol; Adverse renal effects of immune checkpoint inhibitors: a narrative review; R Wanchoo, S Karam, NN Uppal; 45; 2017; 160-169; 10.1159/000455014; citation_id=CR2
  • JAMA Oncol; Treatment of the immune-related adverse effects of immune checkpoint inhibitors: a review; CF Friedman, TA Proverbs-Singh, MA Postow; 2; 2016; 1346-1353; 10.1001/jamaoncol.2016.1051; citation_id=CR3
  • Nephrol Dial Transplant; Renal effects of immune checkpoint inhibitors; H Izzedine, C Mateus, C Boutros; 32; 2017; 936-942; 10.1093/ndt/gfw467; citation_id=CR4
  • Kidney Int; Clinicopathological features of acute kidney injury associated with immune checkpoint inhibitors; FB Cortazar, KA Marrone, ML Troxell; 90; 2016; 638-647; 10.1016/j.kint.2016.04.008; citation_id=CR5
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