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J-GLOBAL ID:201902271339452256   整理番号:19A0325439

肝細胞癌患者における腫瘍関連抗原および免疫細胞プロファイルに対する免疫応答の特徴【JST・京大機械翻訳】

Characteristics of Immune Response to Tumor-Associated Antigens and Immune Cell Profile in Patients With Hepatocellular Carcinoma
著者 (13件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 653-665  発行年: 2019年 
JST資料番号: T0889A  ISSN: 0270-9139  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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宿主抗腫瘍免疫応答は,肝炎ウイルス感染に関連する代謝障害とHCCによって引き起こされる肝細胞癌(HCC)の間で異なる可能性がある。本研究では,原因によって分離されたHCC患者における腫瘍関連抗原(TAA)特異的T細胞の免疫応答と免疫細胞プロフィールを調べた。B型肝炎ウイルス(HBV)関連HCC患者32名,C型肝炎ウイルス関連HCC患者42名および非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)関連HCC患者18名を分析した。TAA特異的T細胞の頻度,各免疫細胞上の表面マーカーの発現レベル,およびHCC組織における各TAAの発現を測定した。TAAおよび免疫細胞プロファイルに対する免疫応答は,3群間で著しく異なった。NASH関連HCC群におけるTAAに対する免疫反応は,他の2つの群における反応より弱かった。NASH関連HCC患者において,細胞毒性Tリンパ球抗原(CTLA)-4を強く発現するエフェクター調節性T細胞(eTreg)および分化8陽性(CD8+)T細胞の頻度は高かった。プログラム細胞死1を強く発現するCD8+T細胞の頻度はHBV関連HCC患者で最も高かった。これらの免疫細胞プロファイルの中で,C-X-Cモチーフケモカイン受容体3+eTregおよびCTLA-4+CD8+T細胞の頻度はTAA特異的T細胞免疫応答の強度と逆相関し,抗CTLA-4抗体によるTAA特異的T細胞応答の回復が観察された。結論:TAAに対する免疫反応は3群間で著しく異なり,免疫細胞プロファイルとの相関が観察され,HCCの病因に基づく免疫療法の開発がより効果的な治療結果をもたらす可能性が示唆された。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の腫よう  ,  免疫反応一般 

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