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J-GLOBAL ID：201902271775620276   整理番号：19A1806316

光化学系II結晶構造における水分子の起源【JST・京大機械翻訳】

Origins of Water Molecules in the Photosystem II Crystal Structure

著者 (8件)： Sakashita Naoki (Department of Applied Chemistry, The University of Tokyo, Japan) ,  Watanabe Hiroshi C. (Department of Applied Chemistry, The University of Tokyo, Japan) ,  Watanabe Hiroshi C. (Research Center for Advanced Science and Technology, The University of Tokyo, Japan) ,  Ikeda Takuya (Department of Applied Chemistry, The University of Tokyo, Japan) ,  Saito Keisuke (Department of Applied Chemistry, The University of Tokyo, Japan) ,  Saito Keisuke (Research Center for Advanced Science and Technology, The University of Tokyo, Japan) ,  Ishikita Hiroshi (Department of Applied Chemistry, The University of Tokyo, Japan) ,  Ishikita Hiroshi (Research Center for Advanced Science and Technology, The University of Tokyo, Japan)
資料名： Biochemistry  (Biochemistry)
巻： 56  号： 24  ページ： 3049-3057  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0270B  ISSN： 0006-2960  CODEN： BICHAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シアノバクテリア光化学系II(PSII)結晶構造は各単量体単位において1300以上の水分子を含む;しかし,水酸化におけるそれらの正確な役割は不明である。PSII結晶構造における水分子の起源を理解するために,水除去PSII構造及び分子動力学(MD)シミュレーションを用いて,PSIIにおけるチャネル内部空間へのバルク水分子の接近性を調べた。D1-Glu65/D2-Glu312対(E65/E312チャンネル)に向かって進行するチャネルの内部空間は,バルク領域から水分子で完全に満たされていた。同じチャネルにおいて,水分子のダイヤモンド状クラスタがMDシミュレーションにおいて酸化還元活性TyrZ付近に形成された。D2-Leu352側鎖の再配向により,Cl2結合部位に六方晶水ネットワークが形成された。水分子は,Mn_4CaO_5クラスタのO4サイトから進行するO4-水鎖の主領域に入ることができなかった。しかしながら,O4-水鎖において,蛋白質バルク表面から最も離れた2つの水結合部位は,E65/E312チャンネルに沿って接近する水分子によって占められ,その1つはO4部位との水素結合を形成した。これらの知見は,PSII光サイクルの間に水分子を利用する可能性があるチャネル末端の重要性に対する重要な洞察を提供する。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *結晶構造 ,  酸化還元反応 ,  結合部位 ,  水素結合 ,  クラスタ ,  側鎖 ,  *光化学系II ,  ダイヤモンド ,  再配向 ,  シミュレーション ,  藍藻類 ,  *水分子 ,  チャネル ,  ネットワーク ,  六方晶系

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J)

タイトルに関連する用語 (4件)： 光化学系II ,  結晶構造 ,  水分子 ,  起源