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J-GLOBAL ID：201902271810936475   整理番号：19A1809803

水性基板上のイオン液体の不安定拡散【JST・京大機械翻訳】

Unstable Spreading of Ionic Liquids on an Aqueous Substrate

著者 (5件)： Tsuchitani Shigeki (Faculty of Systems Engineering, Department of Opto-mechatronics, Wakayama University) ,  Fukutake Taiga (Graduate School of Systems Engineering, Wakayama University) ,  Mukai Daiki (Graduate School of Systems Engineering, Wakayama University) ,  Miki Hirofumi (Faculty of Systems Engineering, Department of Opto-mechatronics, Wakayama University) ,  Kikuchi Kunitomo (Faculty of Systems Engineering, Department of Opto-mechatronics, Wakayama University)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 33  号： 41  ページ： 11040-11046  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 基板表面上の薄い液膜の自発的広がりはその広い応用のために多くの注目を集めている。特に,基板上に堆積した界面活性剤は不安定な拡散を示した。拡散を利用する工業プロセスの精度と効率に及ぼす拡散の安定性の大きな影響にもかかわらず,拡散プロセスの安定性がシステムの物理的および化学的性質によってどのように支配されるかを理解することはまだほとんど知られていない。最近,イオン液体はそれらの特殊な性質のために新しい種類の界面活性剤として特性化されている。ここでは,水性基板上に堆積したイミダゾリウム系イオン液体の広がりの安定性を調べた。イオン液体の水溶性が安定性に及ぼす影響に焦点を当てた。疎水性イオン液体は,高度に周期的で花弁状の不安定な拡散フロントを有する拡散を示すが,親水性イオン液体は,そのような規則的な拡散フロントを伴わずに広がり,それらの広がり面積は最大値に達した後に収縮する。疎水性イオン液体の不安定拡散の発生に対するモデルを提案した。すなわち,不安定な拡散フロントは,Hele-Shawセルで起こる粘性フィンガリングのような,より粘性の広がるイオン液体層への拡散先端の前に入る水の侵入により生成される。しかし,浸透の方向は界面が移動する方向(拡散方向)の反対であり,これは粘性フィンガリングにおけるそれと反対である。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 界面 ,  *基板 ,  粘性 ,  界面活性剤 ,  親水性 ,  水溶性 ,  拡散過程 ,  キャラクタリゼーション ,  液膜 ,  疎水性 ,  *イオン液体
準シソーラス用語： ビスカスフィンガリング ,  Hele-Shawセル ,  工業プロセス , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 固-液界面  (CB12050B)

物質索引 (1件)： イミダゾリウム

タイトルに関連する用語 (2件)： イオン液体 ,  拡散